遺書
死者の国からこんにちは

こんにちは 覚えていますか。
雨上がりの朝焼けを覚えていますか。
僕の瞳には若い芝生の淡いみどりさえ鮮明です。

死者の国からこんにちは

人々の声ともいえぬざわめきが
まるでさざ波のように寄せては引いて君を飽きさせはしないのでしょうね。
僕はそんな日に、またいつか出会ってしまうような気がしてならないのです。

死者の国からこんにちは

本当はそんな国どこにもないから
忘れないで。君が忘れないで。
僕が愛してやまない世界。





含香
2014年08月11日(月) 15時12分56秒 公開
■この作品の著作権は含香さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
死んだ後の世界の人たちに、ね。
死にたくないなぁ。
きれいなものみんな消えちゃうから。

初投稿です!!

この作品の感想をお寄せください。
No.9  昼野陽平  評価:30点  ■2014-08-14 16:56  ID:r1htNQQ7Z.M
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読ませていただきました。
僕も游月 昭さんが引用された箇所がいいなと思いました。
イラストも描かれるとのことで、描写が印象的な作品でした。
No.8  含香  評価:--点  ■2014-08-12 01:42  ID:.OO4/OmJIaI
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ヤエさんへ

コメントありがとうございました!!
実は私の人生で言いたいことってこの詩に書いてあることくらいなので
そんなに詩にして書きたいことなかったりします笑
でもそうですね!!普段は詩とかまったく書かないでイラストを中心に描いているんですけど、見た世界、感じた世界を残そうとして描いている節があります。
言葉として残すのもビジュアルをえがくのとはまた違って新鮮でした!!
気が向いたらまた書いてみようかなと思います!


No.7  含香  評価:--点  ■2014-08-12 01:34  ID:.OO4/OmJIaI
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游月 昭 さんへ
コメントありがとうございます(≧▽≦)
ぱっと浮かんだものをよく考えずに書いてしまったのですけど、
なんだか気に入ってもらえたようでうれしいです////////
皆さんの詩を読んだりしてちょっと勉強していこうかなと思います!!
No.6  含香  評価:--点  ■2014-08-12 01:31  ID:.OO4/OmJIaI
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逃げ腰さんへ

そうですね!ものの考え方が広くなるに越したことありませんもんね。
そのようなルールが!!規約見てみますね!
気が向いたらまた書いてみようと思います。
ありがとうございました!

No.5  ヤエ  評価:50点  ■2014-08-11 22:51  ID:L6TukelU0BA
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描写が素敵です。
私の生きた世界、見た世界を残したくて詩を書くのかなぁなんて 思ってしまいました。
これからも楽しみにしています。
No.4  游月 昭  評価:30点  ■2014-08-11 22:06  ID:JWNmVwJ.GzQ
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こんばんは。

>人々の声ともいえぬざわめきが
まるでさざ波のように寄せては引いて君を飽きさせはしない

の部分、物凄く可能性を秘めていて、今後とてつもなく面白い詩を書かれるんじゃないかと期待。
No.3  逃げ腰  評価:0点  ■2014-08-11 18:27  ID:j.IsO/gOFss
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僕こそ随分ずれた話をしていたのですね、すいませんでした。

含香さんの話はとても健全です。しかし、僕は自分の記憶を正確に相手が写し取ることを不可能だと考えます。でも、僕が不可能だと考えているだけです。よければあなたのひとつの考え方を豊穣するお手伝いをさせて下さい。

言葉や論理で考え方や思想が変わるならとても楽な世の中です。人はそんなに分かりやすくないし、感情ばっかりです。
最近そんな人間が大好きです。
よかったら一緒に詩を描きましょうか。ゆっくりお話していきましょう。

おしゃべりがすぎましたので、今日はこのあたりで。もし再び書くのであれば一週間ルールというのがございます。一度規約に目をお通しください。
No.2  含香  評価:--点  ■2014-08-11 18:02  ID:.OO4/OmJIaI
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逃げ腰さんコメントありがとうございます!!
そうですね今の自分に自信を持てるかと聞かれれば、まだまだ、というか全然理想に追いついてないのが現実ですね・・・汗
頑張らせていただきます!!・・・笑

この詩は、死んだ後も誰かに自分を覚えていてほしいというよりも
自分が感じた事や思ったこと、見たこと聞いたことが、せっかく自分の中に
大切にしまっておいたのに死とともにこぼれて無くなってしまうのがあきらめられなくて、それをどうにかしようと考えたときに誰か自分より長生きで同じような感性の人がいれば!!という考えにたどり着いた結果です笑
あきらめられなくないですか?
紺の空に反対色がきれいな黄色の街頭とか夏の日差しの鮮やかさとかみんな見れないどころか思い出せなくなるんですよ?
惜しくてやっぱり死にたくない、です笑
弁解みたいになっちゃったすみません笑
詩を人に見せたの初めてなのでコメント本当にうれしかったです!
ありがとうございました(*・∀・*)
No.1  逃げ腰  評価:50点  ■2014-08-11 16:52  ID:dqDbJePQeHI
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含香さんへ。

死が怖いのは当たり前ですよ。健全です。それを乗り越えることも誤魔化すこともできません。もちろん健在です。
しかし、納得することはできると思いますよ。それにはいくつかコツが要ります。
それは自分の望んだ自分になっているか。と自己実現です。


でも、往々にして、人はそれを後で気づくんです。だから、戸惑うんです怖いんです。
何が必要か、それはつまり、勇気です。
勇気は人生の、いや人間社会における最初の参加資格です。それなきものは皆亡霊です。亡霊に何を言われようがプレイヤーはあなたですよ。

過去の自分はいいんです。

今の自分です。すぐ肯定できますか?

もし躊躇があるなら勇気を持たないといけませんね。もし迷ったならまだあなたの人生は始まってすらいません。もしそうなら、輝かしいあなたの未来を陰ながら応援します。(勇気を持てたら人が自分のこと覚えていようがいまいがどうでも良くなります。)




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