偽の森
   
   偽の森は
   作った公園の森

   偽の茸は食べられない茸
   この美しさは毒の茸に違いない
   恐ろしいと思うのは食べる気だから

   毒を持っていても噛み付いた話は聞かない
   恐ろしいのは寧ろ取って食われる茸の方だろう
   食う方が食われる方を怖がる事なんて有り得ない

   取って食うなんて悪魔の心を捨てて仕舞えば
   偽の茸の何て可愛い事よ
   松茸さえも及ばない

   心の持ち方一つで
   偽の森の世界も

   メルヘンに
   変る

菊池清美
2014年06月30日(月) 10時19分47秒 公開
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No.4  菊池清美  評価:--点  ■2014-07-03 05:05  ID:/dxzQ0Wmf36
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楠山歳幸さん有難う御座います。

不要な行は書かない様に努めていますから、その様に読んで頂けると書いた甲斐が有ります。
また書けるかどうか疑問ですが楠山さんの詩を読むために覗きに来ます。
写真詩は夢でしたから此処が気に入りましたが…

有難う御座いました。
  
No.3  楠山歳幸  評価:40点  ■2014-07-02 23:36  ID:3.rK8dssdKA
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 読ませていただきました。

 公園の森は偽の森という表現がとても良いと思いました。街に暮らしている者にとって、気づきそうでなかなか気づかないんじゃないかな、と思います。
 
 おとなしい小動物に限って毒を持っているみたいですね。
 人間にとって茸は食用のいうイメージがあるので、毒茸は偽の茸という発想も面白いと思いますし「食う方が食われる方を怖がる事なんて有り得ない」という表現も、僕は感覚的にはすんなりと読んでしまいました。

 心の持ち方=人によって偽モノがいろいろなモノに変わるということでしょうね。面白い発想だと思いました。

 失礼しました。
No.2  菊池清美  評価:--点  ■2014-07-01 04:40  ID:/dxzQ0Wmf36
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青ガラスさん有難う御座います。

折角の森(?)の散歩も毒キノコを見るとオドロオドロしくて後ずさりして仕舞います。
別に噛み付いたりしないのに怖いに近い思いをするのは何故だろう、其れは食べたら死ぬかも知れないからだと思い付きました。
食べる事を前提に見る人間の野蛮さが、怖い物を増やしているのですね。

自分の常識も時には疑う必要が有るようです。
命への優しさ…嬉しい言葉ですが青ガラスさんが常々そう努めているから思うんだと思います。
コンニャクの花、そう言えば見た事無い、早速検索して見ますね。

大変有難う御座いました。
  
No.1  青ガラス  評価:40点  ■2014-06-30 10:50  ID:6Sbbo4.76/Y
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すいません!わがまま言って、、
他の方にも感想書きに来たんですけど
気分が沈んでしまうので、Aさんごめんなさい!

家の庭にも強烈なオレンジ色の茸が生えていて
いかにも毒々しくて、食べるつもりはなくても気になって何故か怖かったです。
食う方が食われる方を怖がるなんて、そう誰かが言ってくれたら
それもそうねって、単純なわたしはホッとしたかもしれません。

コンニャクの花が何本も聳え立つ光景は、異星に来てしまったような
オドロオドロしさがあって、圧感でした。
植物も命を繋ぐために必死ですね。
見方を変えればメルヘンに、それは命への優しい眼差し
そう感じました。
偽の公園でも、大地と空が育んでくれるので
人にはそう映っても、植物は気にしないでしょうね(*^^*)
総レス数 4  合計 80

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