裏庭カフェ




裏庭のオープンカフェ小さな森大きなテーブル

降り注ぐ光零れる影テーブルには優雅な葉模様



葉風が鳴く枝が揺れる

揺れる影揺りかごの歌

歌に合わせ氷を揺らす



歌う



カナリアの夢を見た

夢の中に訪ねてきて

夢の中に帰っていく



カタッ



氷が溶けて水に返る

微かな音

ストローの秒針が

止まる



Fin



ソーダ水の海

ストローで漕ぐ

溺れたサクランボを

秒針に引っ掛け頬張ると

赤い夕陽がコマオクリで沈んだ







青ガラス
2014年06月29日(日) 08時13分54秒 公開
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No.6  青ガラス  評価:--点  ■2014-07-03 09:20  ID:6Sbbo4.76/Y
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楠山さん、おはようございます。

小さな森と葉模様見て下さってうれしいです。
葉の影がテーブルにくっきり映って揺れているのが
揺りかごのようで、気持ちがゆったりとしてくるんです。
その光景が印象に残っていて、絵のように感じて下さって光栄です。
ありがとうございます!
No.5  楠山歳幸  評価:50点  ■2014-07-02 23:21  ID:3.rK8dssdKA
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 読ませていただきました。

 冒頭が特に好きです。
 オープンカフェというと街の路地をイメージしてしまうのですが、小さな森に素敵に意表を突かれました。
 葉模様が風に揺れると言う表現も動きがあって良いですね。
 女性らしい優雅さと一瞬一瞬が絵画を思わせて良かったです。勉強になりました。

 失礼しました。
No.4  青ガラス  評価:--点  ■2014-07-02 12:32  ID:6Sbbo4.76/Y
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時雨ノ宮さん、こんにちは

ゆっくりできましたでしょうか
徹夜続きは辛いですね。意欲失って何もかも嫌になってしまいますよね。

優雅すぎて、このまま置き去りにされそうな不安も抱いたり
最初はそんな感じでしたが
優しく包んでくれる、自然の音が聞こえてきて
認めたくないことも飲み込めたり、消化するまでは行きませんが
ゆっくり時間が流れていて、たまにはオススメです。
お体にお気をつけください。
ありがとうございました。
No.3  時雨ノ宮 蜉蝣丸  評価:50点  ■2014-07-01 17:15  ID:2hF1VkLV5xo
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こんにちはー。

いいなぁこういうのんびり系の詩も。ていうか裏庭で、たぶん昼下がり頃ですね。いや優雅すぎるでしょこれ。
……なんて思いながら読みました。裏ではないですが、俺も実家の庭先を前に、縁側でお茶(緑茶紅茶問わず)飲みながら、読書やらイラストやらやって黄昏ていた一人なので、なんだか懐かしくもなってしまいました。最近してないや、こういうこと……久しくやりたい気持ちです。

徹夜続きに人間嫌い症候群が再発寸前でしたが、なんか和みました。
もう今日は全部放り出してゆっくりします!
素敵な時間をありがとうございました。
No.2  青ガラス  評価:--点  ■2014-06-29 10:55  ID:6Sbbo4.76/Y
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菊池さん、

ありがとうございます!

裏庭カフェ、脳裏に張り付いていて、ふとした瞬間に現れるんです。
実在のカフェでとても雰囲気の有る場所でした。
そうですね、カフェを詩にするのは難しそうです。
詩を書き始めた頃から手こずっている題材で
敢えて挑戦してみました。
夢、というよりわたしの一部になっているもかもしれない
描き切れなかったものでしたが、思い切って
ギュッと濃縮してみました。
口当たりがどうなのか心配でしたが、素敵と言ってくださって感謝です。

夢を見るのは、そうですね生活をちょっと潤わす程度で
目標はありますけど、夢子さんではないんです。
頭はまだ眠っているので、見栄はってるかもしれなーい(*^^*)
No.1  菊池清美  評価:50点  ■2014-06-29 09:10  ID:/dxzQ0Wmf36
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読ませていただきました。

表題通りの裏庭カフェですね、良いですねやって見たくなります。
食事とか焼肉パーティなんかでは好きですが詩に成り難いですねぇ。
青ガラスさんは夢を見るのが得意そうですね、寝ても起きても…少し意地悪っぽいですか失礼しました。
そんな冗談も言いたくなる素敵なひと時に御呼ばれした様な、そんな気にさせる素敵な詩ですね。

早朝から準備したのに手ぶらで来てご免なさい、有難う御座いました。
  
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