吸い蔓
今年は
白と黄色の花が
煩い程咲いた

昔文豪が
この花に譬えて
振られたと言う

西瓜面ってどんな顔だろう
顔は想像付かないが
振った気持ちは良く判る

文豪たる者何の何所に惚れただろう
容姿は切っ掛けに成っても全てでは無い

花を愛しても人は疑問な男と
他愛ない失敗を許せなかった女

吸い蔓はそ知らぬ顔で咲く




菊池清美
2014年06月13日(金) 05時50分46秒 公開
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No.4  菊池清美  評価:--点  ■2014-06-15 12:00  ID:dJ/dE12Tc8A
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shikiさん再度有難う御座います。

受け狙いは遣りたく成りますが、するべきじゃないと思っています。
サイトが寂しくてしてしまったかも知れないです。
shikiさんの読みは正解だと思います、此方こそ宜しくお願いします。
No.3  shiki  評価:0点  ■2014-06-15 09:43  ID:zQBvN0wJih2
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再度失礼します。
菊池さんの作品の失敗ではなく、私の読み方の失敗ですね。
「西瓜面」がなんだか面白くて、よく読み込めないまま楽しんでしまいました。
また感想がんばります。よろしくお願いします。
No.2  菊池清美  評価:--点  ■2014-06-14 06:14  ID:dJ/dE12Tc8A
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shikiさん有難う御座います。

お名前は以前からお見掛けしておりました。
文豪の話は去年の今頃、吸い蔓に関して札幌の詩の仲間から聞いたもので花を見て思い出したのです。
楽しいと思われたのなら失敗作かも知れませんが、読み手の自由です。

何か伝わるものが有れば幸せです、有難う御座いました。
No.1  shiki  評価:40点  ■2014-06-13 09:33  ID:zQBvN0wJih2
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読ませていただきました。
西瓜面の文豪っていったい誰なのでしょう…。気になります。
本当に想像つかない顔です。
人間の恋愛に無理やり引っ張り出された吸い蔓が、「素知らぬ顔で咲」いているところ……最終行がとてもいいと思いました。
楽しい作品をありがとうございました。
総レス数 4  合計 40

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