岩鷲山 |
農耕民族の記憶が 畑を耕す事を強要する 遊びだと嘯いて鍬を落ろす 岩手山はこの時期だけの姿を見せる 雪解けの形が鷲の姿に似てるから 人は岩鷲山と呼び冬の終わりを知る 其れが農耕の目安と成ったらしい 晩霜の被害を免れたのかも知れない 何もかもが進んだ今 言い伝えに頼りたくなるのは何故だろう 原発が間違いだったと言うならば 其れに頼った生き方も間違いだった事に成る 人は元々何処へ行く当ても無いのだから 間違いだったら引き返すのも良いだろう 一度知った贅沢を忘れるのは難しいが 鍬を休めて山を仰げば 鷲は未だコウモリの様で 慌ててはいけないと言う 煩わしい事は何も無い こうして生きるのも 良かったかなと思う |
菊池清美
2014年04月22日(火) 05時54分59秒 公開 ■この作品の著作権は菊池清美さんにあります。無断転載は禁止です。 |
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No.8 菊池清美 評価:--点 ■2014-04-26 19:51 ID:/dxzQ0Wmf36 | |||||
楠山歳幸さん有難う御座います。 私も此処に越して来るまで知りませんでした、ローカルな話題です。 丁寧に読んで頂いて嬉しいコメントを何時も有難う御座います。 写真は現地に拘ったので向かいの林檎農園の防風ネットと電線を避けるのに気を使いました。 綺麗な鷲が撮りたかったのですが、待っていても雨が来るとパーに成ります。 |
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No.7 楠山歳幸 評価:50点 ■2014-04-26 10:39 ID:3.rK8dssdKA | |||||
読ませていただきました。 同じ春を知らせる山に白馬がありますが、あちらは名前が変わりませんね。 岩手山に別名があるのは知りませんでした。愛されている山という実感が湧きます。慌ててはいけないという所でさらに身近に感じられてとても良かったです。 農作業の小休止の合間にふっと岩鷲山を見上げる、そんな風景が浮かびました。 写真の電線も今を感じて良かったです。 |
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No.6 菊池清美 評価:--点 ■2014-04-26 03:08 ID:/dxzQ0Wmf36 | |||||
久藤nobuさん有難う。 言い伝えって長い歴史の中で経験から生まれて事実にそぐわない物は外して行って尚残ったものがそうなんですね。 言い伝えって迷信だと科学万能と思っていた頃は馬鹿にしていました、どちらも人の英知の結晶なんですね。 良いとこ取りって思われるかも知れませんが、良い所は取り入れて行きたいですよね、有難う御座いました。 |
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No.5 久藤nobu 評価:30点 ■2014-04-25 15:18 ID:iB5x5kIa0Y2 | |||||
初めまして。こんにちは。 高速道路から岩手山を見ては、 大きいな〜なんていつも見ていましたが、 岩鷲山という別名があるとは知りませんでした。 言い伝えも、最先端も、一方だけではなく 上手く共存出来たらいいのでしょうね。 |
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No.4 菊池清美 評価:--点 ■2014-04-23 21:33 ID:/dxzQ0Wmf36 | |||||
游月 昭さん有難う。 繋がりを褒めていただいて有難う。 ラストの仕上がりですか、演説の様に物々しく書いた時も有りますよ、似た人を見て違うなと… 同じサイトで書いてた人がそうです、今はもっと凄くなっていました、聞かせようとしても読者はしらけるだけでしょうね。 その辺の賛否は其々の好みと言うか個性として好いんじゃないでしょうか、素人受けはしそうですね。 貴重な意見有難う御座いました。 |
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No.3 菊池清美 評価:--点 ■2014-04-23 21:15 ID:/dxzQ0Wmf36 | |||||
青ガラスさん有難う。 行ったり来たりの冬も鷲の姿が現れると本格的な春と気が付いたんでしょうね長い時間の末に。 畑仕事の心地好い疲れから何時もより長く詩作の時間を取った所為かも知れません原発は詩の立ち入るのと違うかも知れない。 昔に帰れば良いじゃないかと軽くは言いますが、不便で貧しい生活に戻るのは大変でしょうね。 家庭菜園と言う遊びだから出来る事かも知れません。 素敵なコメント有難う御座います。 |
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No.2 游月 昭 評価:40点 ■2014-04-23 16:24 ID:4WvtQ.20QqE | |||||
こんにちは! 繋げにくい事象がちゃんと繋がっていて、 >記憶が/強要する >農耕の目安 >原発/に頼った生き方も間違いだった事に成る >慌ててはいけないと言う これらが、ラストに向けて上手く機能していると思いました。 あとは、ラストのパンチ力かな、と思いました。 |
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No.1 青ガラス 評価:50点 ■2014-04-23 12:20 ID:6Sbbo4.76/Y | |||||
鷲の形が現れると冬の終わりなんですね。 自然と暮らす知恵が今も見られるなんて過去からの遺産ですね。 いつもと詩の形式が変わっているのも、ラストの安堵感を反映しているのでしょうか。 大自然の中で鍬を下ろす姿、煩わしい天井がなくていいですね。 時には引き返す勇気も必要なんですね。 こうして生きる。気持ち良さそうで真似してみたくなります! |
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総レス数 8 合計 170点 |
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