美の順序
桜の色が吹いた
ぬるい風だった


空が開いて
白があふれた


蕾が
華になるように

雲が咲いて
桜が開いた



その程度の
淡い色
溢れ出る白に
染み出た様に


でもつまりは



美しさという
ぬるい殺意が
雲を殺す


無色透明な風でさえも
かすかな匂いが
犯してしまう


ぬるい風だった


雲にも匂いがあればいいのに
史裕
2014年03月29日(土) 21時22分16秒 公開
■この作品の著作権は史裕さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
作者からのメッセージはありません。

この作品の感想をお寄せください。
No.2  史裕  評価:0点  ■2014-04-08 10:01  ID:w0W81Wij7js
PASS 編集 削除
游月 昭さんへ
ご感想ご指摘ありがとうございます。
酔った勢いで書きたいこと書いてしまったので
やはりまとまりがなかったですね。
精進します。
ありがとうございました。
No.1  游月 昭  評価:20点  ■2014-04-04 01:56  ID:FBi49ZD.T0o
PASS 編集 削除
こんばんは。

ちょっと分かりにくいのですが、

空を覆っていた冬の雲が
春、陽の光(白)をこぼして
桜が咲き
匂いを漂わせているのだが
雲こそ白く美しく
桜のように匂い立つものであったなら
春の主役になっていただろうに

ということでしょうか。

少しまとまっていないような気がします。
見せ場はあるのですが、雲のクローズアップが弱いために、特別な比喩が何かを表しているのだろうかと思ってしまいました。

>無色透明な風でさえも
以下三行も文がスッキリしていないので、目的語、主語が曖昧に見えています。

>その程度
>〜殺意が〜殺す

は、逆に強すぎる印象で、突然どうしたの?という感じでした。

雲を主役にしろ、というテーマであるという前提に話をしましたが、その場合、もう少し雲を美しく描くことにも重きをおいた方が良いのでは、と思いました。
総レス数 2  合計 20

お名前(必須)
E-Mail(任意)
メッセージ
評価(必須)       削除用パス    Cookie 



<<戻る
感想管理PASSWORD
作品編集PASSWORD   編集 削除