水仙



ひっそりと咲いていなさい。
たくましい幹の下
苔むす岩の隣で
ひっそりと咲いていなさい。



笹竜胆
2014年02月04日(火) 23時50分21秒 公開
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■作者からのメッセージ
たけくらべで最後を飾る紙の水仙はなんとも切ないものですね。

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No.4  笹竜胆  評価:0点  ■2014-03-30 20:15  ID:wYgzQgVuDaw
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 返信が遅くなってすみません。

>逃げ腰さん
 目を通していただきありがとうございます。文脈を外に置く詩の厄介さですかね。手持ちのカードが違うと全く別のものが見えるという。逃げ腰さんは手持ちが多そうだから、複数の射影が見えて混乱するのかなぁとも思います。
 前はねー、TCに短詩の名手がたくさんいたんですよ。その方たちから少しずつ学んでできたのが今の形で、私の型と言えるほどのものではありませんw
 樋口一葉は紙の水仙を肉体を離れた愛の証として使っていて、普通水仙が自己愛の象徴として使われるのに対して面白い対比だなと思い引用した次第です。微妙な印象のブレを映しこめればいいかなと。

>青ガラスさん
 感想ありがとうございます。
 天ぷらwwええと、ごちそうさまです。
 短詩はしばらくやっているので、進歩しているのか退歩しているのか自分では分からなくなりつつあります。情景が浮かんだのなら、一つの成功ですね。
No.3  青ガラス  評価:0点  ■2014-02-05 23:43  ID:6Sbbo4.76/Y
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すみませーん!
<苔むす>を調べたら、単に苔生えるという意味じゃ
ありませんでした(ペコリ)
お詫びに天ぷらは置いて行きます!
おゆるしを。。。
No.2  青ガラス  評価:40点  ■2014-02-05 22:45  ID:6Sbbo4.76/Y
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そうですね、
なぜ岩にくっいて咲いているのかと、
水仙を見た時に思ったことがあります。

この詩を読ませて頂いて
それが一番幸せなんだよって
言い聞かせているようで
子を思う母の言葉のようにも聞こえますし
自身への言葉のようにも
短い詩に命を吹き込む、想いを吹き込む
素敵な試みだと思います。
わたしもいつか書けるようになりたいです。

苔むすは、後付けでかんがえられたのかな、って思うんですけど
日陰ではなかなか花がつかないんです。
雪の下?は元気で繁殖してました。
余計なこと言ってすみませ〜ん。友達が雪の下天ぷらにしたので!
No.1  逃げ腰  評価:40点  ■2014-02-05 15:17  ID:G8fqwr4/eC2
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笹竜胆さんこんにちは

実は結構あなたの作品を見てきたのだけれど、コメントするのはこれが初めてです。
なぜコメントしてこなかったかというと、短く綴られるあなたの詩は考えれば考えるほど本筋とはすれていく、肝要をとりのがしゆく。かといって感想じゃダメだと思いつつ筆が上がりませんでした。しかし、点数ぐらいは付けれたなと後悔するばかりでございます。

まぁ結局感想になっちゃうんですけどねw
誰の影響も受けず、自分の型を持っている人は羨ましいなぁと思います

最後に、『たけくらべ』を読んだことがないので関連がわかりませんでした、申し訳ない
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