北上川


この川は太平洋に注ぐから
想いを流せば何処にでも届く
そう思えた頃は幸せだった
知る事は諦める事に変る

喜びも悲しみも
何ものをも流す川
きっと気の遠く成る程昔から
流れ続けて来たのだろう

雨も嵐も大雪も
宥めて海に返す川
合間に農地を作り作物を潤す

いま会いたい気持ちを流して行く
やがて左に折れて見えなくなるから
其れを見届けたら日々の暮しに帰ろう



菊池清美
2014年02月02日(日) 05時43分36秒 公開
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No.8  菊池清美  評価:--点  ■2014-02-06 11:32  ID:/dxzQ0Wmf36
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楠山歳幸さん

大変お褒め頂き恐縮です、偶々良い風景が有ってまぐれだと思います。
自然だけは豊かな所に住んでいます、紹介する事が義務かも知れません。

川縁は木が多くて撮るのは橋の上に成ります、其れが良かったのでしょう。
楠山さんに褒めて頂くのは勿体無いですが、其れだけに余計嬉しいです有難う御座いました。



青ガラスさん

有難う御座います。
どんな川でも何れは海に通じますが、其の名のままでと言うのが少し誇らしいですね。
そうですね直接的な表現よりはより強く伝える方が有るとは思いますね、まだまだ修行が足りないです。
No.7  青ガラス  評価:50点  ■2014-02-05 22:14  ID:6Sbbo4.76/Y
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太平洋に流すっていうのは、潔くて
カッコいいですね!
最後の言葉に思いがいっぱい詰まっているようで

会いたい気持ち、、を、あえて書かない方が
より伝わる気がしました。
No.6  楠山歳幸  評価:50点  ■2014-02-05 22:04  ID:3.rK8dssdKA
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 読ませていただきました。
 雄大で素敵な詩でした。
 個人的な思いがうまく川へと溶け込んでいますね。
 文章の流れもスムーズで、ラストも思いからスッと現実に戻る、とても余韻の残る文章でした。

 写真もいいですね。川が画面からはみ出るようにとっているため雄大に感じます。そして冬景色がとても詩に合っていると思います。
 詩とは関係ないのですが、枯れ木の色もとても綺麗です。
No.5  菊池清美  評価:--点  ■2014-02-04 05:21  ID:/dxzQ0Wmf36
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逃げ腰さん

嬉しいお言葉有難う御座います。
仰られる様な人間に成りたいと思っていてもヤッパリ唯の人間です。

写真は何か魅かれるものが有ったからシャッターを押すと思います。
其れに詩を重ねるのは確かに楽しいですね。
あなたは全てが良く解る人ですね、有難うございました。

No.4  逃げ腰  評価:40点  ■2014-02-03 16:35  ID:G8fqwr4/eC2
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はじめましては菊池清美さん
もしかしたらネット上でないと交流できないくらい年齢が離れているかもしれません。どんな人ともコンタクトが取れる!それがネットの素晴らしさだとなんだか忘れていたようなそんな気がします。

さて、きっと僕が歩道を歩いていて気づかずに踏んでしまう花が、実はその街では貴重価値が高い!とあなたは発見できる人だ。僕が狭い人間関係で自分の立場を考えているとき、あなたは僕らが生きる空間の秘密を知る人だ。

僕がなにより好感を持つのは詩のために写真があるのではなく、写真があるから詩が生まれていると感じられるのとその創作が心底楽しそうだと思えるからです。義務になってない、というより何も期待してない、だから一層綺麗に映るのです。

50点ではなく40点の理由は嫉妬です。いつまでも楽しみを持った創作を、綺麗な詩をお待ちしております

※僕は詩に対して何の知識もないので、感想になってしまいました。申し訳ないです
No.3  菊池清美  評価:--点  ■2014-02-03 10:32  ID:/dxzQ0Wmf36
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ガチ恋ヒルズさん

感想有難う御座います。
はい最終連は中々しっくり来なくて何度か書き直しました。
其処に気が着いてくれると嬉しいですね有難う。


游月さん

感想有難う御座います。
水は形を変えても地球に止まっていると思います、何かを活かしているんだろうと思います。
何故なら水の絶対量は変らない…詩の分野ではないですね(笑)

游月さんの他の方へのコメント少しトーンを下げてくれないと交流が難しいと思います。

No.2  游月 昭  評価:40点  ■2014-02-03 04:18  ID:N4nLYZE9Y3U
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こんばんは!


 きっと気の遠く成る程昔から
 流れ続けて来た

 宥めて海に返す川


この川のすべてを最初に通りきった滴は、何処へ行っただろうか。
幾つもの命のみなもととなって、未だ、この世に存在するだろうか。
遠い過去から、膨大な営みをつづけてきた滴たちの遺産を、私たちは受け継いでいる。


 やがて左に折れて見えなくなる
 其れを見届けたら日々の暮しに帰ろう


未来は、この先に流されることで初めて分かる。今を生きてこそ、時がくる。

これら数行が特に思いを深めました。



*勝手に削った言葉は、敢えて削らせて頂きました。
No.1  ガチ恋ヒルズ  評価:40点  ■2014-02-03 01:02  ID:UArH7IFKfkk
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最終連が素敵でした。
殊に、最後の一文。
うーん、唸りましたよ…
総レス数 8  合計 220

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