ちかく て とおく
 



あなたへ愛を
いちばん ちかく にいるあなたへ愛を


 貴女に恋して
  貴方に恋して
 これから始まる愛を
 貴女に注ぐ
  初めての愛を
  私は受ける


ちかく にいても気づかないあなたの愛は
あなたの貴女に届けられ
わたしは ちかく て とおすぎて


 貴女と共に
  貴方と共に
 いつまでも
  いつまでも 


いつまでもあなたとあなたの貴女をみまもって
あなたの ちかく でみまもって


 いつまでも
  いつまでも


いつまでも とおく 







 
游月
2014年01月06日(月) 21時32分56秒 公開
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No.8  游月  評価:0点  ■2014-01-13 00:47  ID:HchH4ncRDDY
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菊池さん、ご感想ありがとうございます。

この詩は、意識の中での問答のような気がしてきました。書かれてあることが全て真実であるのか、実はあやふやな部分を強引にハッキリさせているだけで。
詩作の時点で無意識にそのことを感じとり、結果的に、そのまま描いたことで、にじみ出ているような。私自身のことを書いた訳ではありませんが、自分で書いていて、意図していないものが、いつの間にか出ているということが時々あるようです。
No.7  菊池清美  評価:50点  ■2014-01-12 09:45  ID:/dxzQ0Wmf36
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書き方にホンの少し疑問が有りますが中味は共感出来るものです。
人を好きに成ると臆病に成ったり大胆に成ったりと傍から見えますが本人は何時もベストを尽していると思います。
好感の持てる素敵な詩です。
  
No.6  游月  評価:0点  ■2014-01-07 21:49  ID:OjM7eTTbU0g
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逃げ腰さん、沢山の時間を割いて頂きましてありがとうございます。

奇数連が長い文であること
偶数連は短く、連の中にも段差があり、固まってあること
「わたし」と「あなた」、「貴方」と「貴女」と「私」、の表記、
偶数連が小さくなっていくように見えること、「で」

は全て意図したものです。
どこまで解説するべきか迷うところですが、偶数連に「わたし」は入り込めません。

三回読んで読めないものは、読みにくいと私は判断します。良い作品かどうかは別として。この詩は意外に単純な構成なので読めないことはないと思います。が、もっと分かりやすくて効果的な書き方があるのだろうとは思います。

「で」に関しては、仰るように少し迷いましたが、「で」でなければ意味が違ってくると思い、そうしました。

視点の問題ですが、言葉を発した者、という見方からは、やはり三つです。だから、ひらがなと漢字で分けています。


恋から派生したであろう愛、は

愛を派生するであろう恋、の ちかく で

 とおく で
No.5  逃げ腰  評価:30点  ■2014-01-07 11:40  ID:bfFXOOK5gac
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はじめまして逃げ腰と申します。
まず第一印象からお話します。
何度か読み直しているうちにようやくこの詩の伝えたいことが見えてきました。
おそらく三人の登場人物がいてわたしと貴方と貴女の三人ですね。それを「わたし」の視点で書いています。
あえて読者に対して不親切に書くことでこの詩の耐久性みたいなもの、を引き伸ばしたかった目的があるのかなと思いました(僕はあなたの詩を始めて読むのでどういう性癖を持っているかはわかりませんが)

呼称が少しばらばらではないかと思いました
「わたし」「私」「あなた」「貴女」「貴方」文体の中にこれだけありますがどれだけ意識して配置いたしましたか。
僕自身は「私は愛を受ける」前後の文が理解できませんでした。
それは二点あって、
ひとつ上のように「わたし」を先に使って「私」を二度目に使うとき漢字を使った点
もうひとつは僕の解釈の問題なのですが、片思いのはずの「私」が七行目「愛を受ける」とはどういう愛なのか。
それと穿った見方をすれば「私」→「貴方」→「貴女」→「私」と一方通行の恋を確信犯的にこの視点の持ち主は知っていて現状維持を望んでいるんではないかと考えてしまいます。
だとすると文頭の「あなた」は「貴方」でなければならないし、…やめとこうきりないですね

また、文頭の「あなたへ愛を」を二回繰り返してはいますがこの詩はもう少し繊細な詩?なのでちょっと強く出すぎてるような気がします

最後の「で」もはたしてこの濁音でよかったのか難しいです
僕なら「へ」にして弱く抑えますがこれは個人によるところで難しいですね

全体の分構造に関しては色が紫一色で僕はそこそこの成功を収めていると思います。文字がもう少し小さいほうが良かったかもしれませんね。

実はまだまだあるのですがあまりしつこすぎてもいけませんね。お世辞にも感じよく書いてはいませんが、一生懸命僕の感じたことを書いたつもりです。
できれば次の作品も読みたいです。あくまで僕の感じたことなので聞き流してもらってかいません!ではでは新しい投稿待ってます。


No.4  游月  評価:0点  ■2014-01-07 02:33  ID:E/uClbJUq.g
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青ガラスさん、ご感想ありがとうございます。

愛する人の全てを許す、なんてできない
少し底にこびりついている。だから
悲しい

ですね。

ありがちな題材ですが、
けなげで、美しくて、
どうしても書きたくて
あえて、書かせていただきました。
No.3  青ガラス  評価:50点  ■2014-01-07 02:14  ID:6Sbbo4.76/Y
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わたしにはわかってしまうんです。グスン。ですけど、、、
あなたとわたしには感情移入できて
貴方と貴女は直視できません。
青の場合は、

詩のわたしは、あなた(貴方)の愛する貴女が居ても
ちかくてとおくのあなたを見守って愛してゆく。

それができるって、愛の成せる技なのかもしれませんが
すごいです!まねできないです。とは言いながら
湧いてくる愛情は止めることなんてできない
ならいっそのこと丸ごと愛してしまいます。
ヤッパリ、ムリぃ。の葛藤になりそうです。

恋とは位置づけの異なる、愛、を書いてくださったんですね。
前作の恋の観念、下さったコメント読んで、今までの疑問が
スッキリ納得しちゃいました。
ありがとうございます。
No.2  游月  評価:0点  ■2014-01-07 01:22  ID:..K.tfL042k
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陽炎さん、ご感想ありがとうございます。

視覚的効果を狙って立体的に書いたつもりでしたが、分かりにくいでしょうか、というより、分かりにくいだろうなあ、と思いましたが、投稿してみました。

遠目に「見」たら「読」めるかもしれない。
実は、語り手が三人というのを初めて書きました。
No.1  陽炎  評価:30点  ■2014-01-07 00:32  ID:eM8nTjX2ERc
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拝読しました

あなた、貴方、貴女と出てきますが
いまいち関係性がつかめなくて
この詩のもつ世界にまで入り込むことが
できませんでした

「わたし」の一番近くにいる「あなた」
でも、「あなた」の一番近くにいるのは
「わたし」ではないんだろうな、とは思うのですが
「あなた」と「貴方」は同一人物なのか
それともまったく別の人物なのか

「無償の愛」がテーマのようにも思えますが
全体的に表現が抽象的な印象がありますので
せめて関係性についてだけは
もう少し解りやすくした方がいいんじゃないかな
と私は思いました
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