18の昼
心の要らない生活が
ただ流れていく
そう思った



僕と言う存在が
特別でないことに
気がついたとき
死にたくなった

いやちがうね
ただ生きていたくなくなったんだ



僕を必要でない世界に
僕がいる意味を探す
そんなものあるはずがなくて
結局さまようだけで
8畳一間から
出ることがかなわなくなっていく


僕がいていい世界は
この8畳の空間で
たったそれだけだけれど
十分に守られた
子宮のような空間で
ゆりかごのようだ


ここの王様は僕だ
そうしてつぶされない虚栄心が
過大にデカくなり
僕はどんどん
世界と孤立する


なぁそれって
裸の王様って言うんだぜ


LINEと言うツールで
投げつけられた言葉をよけるように
窓から飛び出た
浮いた体は
一瞬神様になって
2秒後は地獄に落ちる

そのまま
次に目覚めた世界は
白の世界で
泣いている人に
僕はゆすられるのだ

泣いている人は
怒っているようだった
そして
嬉しそうだった

その人は
僕のいた子宮を
もっているひとだ


僕はまだ守られていて
散々守られている

ふとおもうのさ
くだらないって


生きていること


それでさ

それで思うのさ

死にたがりの

かっこよさを


でも違う


今思うよ

泣きながら
怒って
嬉しそうな
僕のルーツの人は

僕の生きる意味なのだ


しってるよ
あー俺マザコンだわ

(笑)
で終わる
18の昼
史裕
2013年09月02日(月) 23時19分05秒 公開
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No.1  SHIRIAI  評価:20点  ■2013-09-06 23:17  ID:gQJSghkGoWM
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こんばんは。

ラスト(今思うよ〜)を読むと、
なんだか読者を小バカにしていて良いので、それより前が長すぎる「気がしました」。
「気がしました」、というだけですが、そういう気にさせていると思います。ということは、結局、ラストの処理がうまく出来ていないということカシラン。
「知ったことか」と言われがちな詩の形のような「気がしました」
↑↑↑
すみません。
違う形がいいのでは?
そんな「気がします」
ありがとうございました。
総レス数 1  合計 20

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