リフレイン |
時計の針が音を立てて チクタク、チクタクと 規則正しく回る 少しの狂いもなく 正確に 淡々と 募る思いは針から逃げる 盤上の終わりの見えない 鬼ごっこ 気が付くと鬼は消えて 残ったのは 私一人 さぁ、そろそろ 前を見なきゃ駄目だ 右回りの旅が始まった |
中亜多
2013年08月01日(木) 16時18分33秒 公開 ■この作品の著作権は中亜多さんにあります。無断転載は禁止です。 |
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No.1 SHIRIAI 評価:40点 ■2013-08-01 18:09 ID:N4nLYZE9Y3U | |||||
こんにちは。 これ、物凄く惜しいと思う。 作者の想いをうまく詩にできていないことを、作者が一番感じているんじゃないかなと思う。 1●時が経てば経つほど想いはつのる、のならば、想いを秒針に見立てたらいい。追いかけられるものは自由な動きをするけれども、追いかけるものは一定にしか動かない(不器用で実直なイメージ)。そうすると、(幻から)解かれた今も右回りのまま不器用に生きるしかない。でぴったり。 2●それから、これは異論があるでしょうが、すべて一行あけると、時計の刻みも連想しますが、私なら、 >淡々と >募る思いは針から逃げる の間で連分けするでしょう。 私には「淡々と」までがオープニング(序曲、序章)にみえるからです。 3●詩的でない部分 >さぁ、そろそろ/前を見なきゃ駄目だ これはお嬢ちゃん、お坊っちゃんが使う手です。あまりに直接的な表現なので、「ああ、前を向いて行くしかないんだな」と「匂わす表現」が欲しい。 >>私一人 >>また<ZERO>にもどり >>右回りの旅が始まる とか。 「る」は単に私の好み。 SHIRIAIは「る」の人とか言われる奴だから気にしないで。 しかし、目の付け所が詩人してると思う。 >募る想いは針から逃げる なんてのは詩的で素敵! 楽しませて頂きました。ありがとうございます。 |
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総レス数 1 合計 40点 |
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