夜明け |
あいしてます、なんて寝言 眠っていたから言えたんです きみだけだ、なんて幻聴 夜闇の中でしか聞けない それでも夢中になったのは 恋したから、なのだけど わたしの乞いに応えたのは 夢見がちなあなたではなく リアリストの彼でした わたしを愛してくれた彼に 想いを返してあげることで わたしは目を醒ましました 夢はもう、いりません |
季織
2013年07月13日(土) 18時56分35秒 公開 ■この作品の著作権は季織さんにあります。無断転載は禁止です。 |
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No.5 季織 評価:0点 ■2013-07-19 18:36 ID:cZUIXcDokvk | |||||
>笹百合さん コメントと点数ありがとうございました。 もう人来ないかな?と思ってたんですが、チェックしに来てよかったです。 きっぱりと切り捨てないと未練が残りそうだからきっぱり言うけど、本当にきっぱり切り捨てられてるかどうかは怪しいところだと思います。 「溺れて息ができないほどの夢」……たとえ実のない夢だとしても、勘違いでも恋は恋。でも、いつかは卒業すべきものかなと。 |
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No.4 笹百合 評価:20点 ■2013-07-18 02:26 ID:yC4Zy7uu51I | |||||
これは夜明けと言うより、旭日だねぇ。蒙昧さでも暗さでもいいが、夜の残り香たるものがなくちゃ、あの風情は出ない。終わりと始まりの重なりというかね。同じ夢を見たのだというだけで、存外美しいものはある。溺れて息ができないほどの夢もある。それらをきっぱりと捨て去るのはやはり旭日のしごとだろうよ。 | |||||
No.3 季織 評価:--点 ■2013-07-14 19:52 ID:CfDvktxwsVU | |||||
こんばんは。コメントと採点をありがとうございますv ------------------------------------------------------------------ >SHIRIAIさん ありがとうございます。よくなったと言っていただけて嬉しいです。 前回は思いついたまんまをきれいに整えただけで出してしまったのですが、今回は1週間をちゃんと使って推敲したので、その甲斐がありました。 でも考えすぎて頭が痛くなってきてしまったので、今回はこの辺で、ということで(笑)少しずつ良くしていければと思います。 寝言に関しては、「寝言は寝て言え」という言葉があるのでいいかな、と思ってしまいました。それで「寝言」という言葉を辞典で調べてみたら「たわごと」と書いてあったので、なんか気に入ってしまって……ひとつの言葉についついこだわってしまいました。 それとSHIRIAIさんのコメントで気づいたのですが「彼」がリアリストなら「あなた」はロマンチストの方がよかったですね…。 登場人物、三人に見えませんでしたか(笑)難しいですね…。 こういうのは言ってもらえないと気づけないことですので、助かります。 題名の「夜明け」は、夢に夢中になっていた「わたし」がようやく朝を迎える、といった意味合いでつけたものでした。 実は最後までつけられなくて悩んだところでもありましたが……語彙力をつければもっといろいろ思いつくのかな、とも思います。 またよろしくお願いします。 ------------------------------------------------------- >昼野陽平さん ありがとうございます、ほめていただけて嬉しいですv ありがちかな、とは実は私もちょっと頭をよぎりました。でもせっかく思いついたし、奇をてらったものが必ずしもいいものとは限らないと思い、こんな感じになりました。 自閉的っていうのは自己完結しちゃってるってことですかね? ちょっと分かるような気がしました。 ここから「愛」と「恋」について察してほしい、みたいな感じがありましたが、もっと強いメッセージ性を考えてみてもいいのかもしれませんね。 参考にさせていただきます。 ----------------------------------------------------------- |
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No.2 昼野陽平 評価:30点 ■2013-07-14 18:23 ID:NnWlvWxY886 | |||||
読ませていただきました。 前よりなんか形になってるし、豊かにもなってるように思いました。 でもなんかありがちな若い女性の自閉的な詩、という印象がやっぱりあるかな、と。 なにかしら、他者へ訴えかけるような要素が欲しいなと個人的には思います |
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No.1 SHIRIAI 評価:20点 ■2013-07-13 22:30 ID:HGGGNe196sc | |||||
こんばんは。 前回より随分よくなってますね。 ガンバってますね。なんだか別人に見えます。一連、結構集中して書かれていて、詩らしくなってると思います。そのあとは、それが弱まってしまったみたい。後になればなるほど力尽きる感じは今のところしょうがないのかなと思いますが、意外にラストは少しもちなおしている感じですが、ストレート過ぎますね。直球の決別はこの詩の場合は似合わないかなと、感じます。まだ未練があるから、ラストの言葉を発するわけなので、なにか醸し出して欲しかったなと。 ☆一連は二行ずつの「対比みたい」になっているので、ちゃんと「対比」にしましょう 【例】「寝言を寝ている時に言いました」 という文章を読んでどう思いますか。 幻聴は〜でしか聞けない ではなく、 〜に聞いたものは幻聴です の方が文の展開が綺麗だと思う でも、対比にするなら あいしてます、なんてこと 夢の中でしか言えない きみだけだ、なんてこと 幻の中にしか聞こえない こんなふうにするともっと詩っぽくなると思います。 ☆はじめは、「あなた」の中にロマンチストとリアリストがあるのかと思いました。つまり登場人物は二人。三人にするなら、 >リアリストの彼でした という曖昧な文でなく、 >>リアリストのあの人の方でした で、ちゃんと分かります。 人がどんどん上手くなっていくのを見ると嬉しくなります。 ありがとうございました。 ●おっと忘れていました。 題名のイメージはこの詩にはどうかなと思いました。良いイメージがあるので。 『〜な夜明け』みたいにするとよかったかなと。 |
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総レス数 5 合計 70点 |
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