チョー特殊相対性理論
分かりません、僕には分かりません
僕は何をすればいいのか分かりません
何処にいけばいいのか分かりません
何で分からないのかも分かりません
分かっているようで、
すべて間違っているようで、
間違っていると思うことが
間違っているような
その事を話題にするということ自体が
禁じられたことなのではないのか
僕の思考自体がじつは僕ではなくて、
誰か、誰かが植え込んだ思考で、
僕に実体は無くて、どこかにもなくて、
記号の配列それだけが僕のことで、
スイッチを切ったら消滅して、
スイッチをつけたら復活して、
ああ、分かりません、全く分かりません
配列が思考するなんてことが
本当に有り得るんでしょうか
その本当は本当ですか
本当が本当なら、その本当は本当ですか
なにが本当なんですか
あなたにとって本当なんじゃないんですか
僕にとって本当じゃないんじゃないですか
ああ、分からない、本当にわからない

あなた?

いや、本当かもしれない。
あなたが本当だとすると、
あなたの前にいる僕は本当で、
あなたが指差す方をむくと、
本当はさらに本当になって、
その本当が僕をさらに本当にして、
あなたと僕の本当が目の前で、
本当になるのかもしれない
分かった。少し分かった。少しだけ。
本当にありがとう。
SHIRIAI
2013年07月12日(金) 00時47分16秒 公開
■この作品の著作権はSHIRIAIさんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
こういうの、自分ではヒステリック詩と呼んでいますが、よく書くんです。
一見、論理的なようでそうでもない、とりあえず、走ってみました、みたいな。
今後はいろんな駄作を載せていきたいと思います。でも、自分では気に入ってるんですよ。じゃないと載せません。みなさん、バシバシよろしくお願い致します。

この作品の感想をお寄せください。
No.18  SHIRIAI  評価:0点  ■2013-07-26 23:34  ID:qVUr7kcrwv.
PASS 編集 削除
楠山さん、こんばんは。

気づかず放っておいてすみません。

シャコンヌは、あえて曲の印象のみを別の形で表現したかったので、たとえば、曲中のリズムの変化などを細かく描写しなおすことは避けました。
全体的に、心が枯れた男が回想していく設定なのでというのがありました。どこか冷めたような。

部分的にこの詩のように書くこともありでしょうが、シャコンヌは、今後、死ぬまで書き続けると思いますので、そんなversionも出てくるかもしれません。シャコンヌpart1(未投稿)よりはよくなっているので、また半年くらい後に構想を練り直すでしょう。
ありがとうございました。
No.17  楠山歳幸  評価:30点  ■2013-07-23 22:55  ID:3.rK8dssdKA
PASS 編集 削除
 読ませていただきました。
 シャコンヌにもこういった所があったらなあ、と思いました。
 リズム感があって、理解ができなくても何かを訴えたい姿勢が感じられて……。
 作者様の思惑?とはかけ離れていると思うのですが……。
 失礼しました。
No.16  SHIRIAI  評価:0点  ■2013-07-22 21:23  ID:STGQyRbvtcY
PASS 編集 削除
詩葵さん、こんばんは。
気付かなくて失礼しました。
こういう即興詩は、何も浮かばないときに、何かひとつの語句をピックアップして詩の中で叫んでみる。そうすると、じっくり書いた詩と比べて、思いもよらないところに行き着くことがあります。『ばかになりたい』という詩を書いたことがありますが、いつの間にか『雨にもまけず』と平行していることにきづき・・・・・・、なんてこともある。ま、たまには、ってことでご勘弁ください。
ありがとうございました。
No.15  詩葵  評価:30点  ■2013-07-21 10:50  ID:L6TukelU0BA
PASS 編集 削除
  
こんにちは読ませていただきました

新作も目を通させてもらったからこそ思うのですが
きっと「わからない」を多用しなくても
あなたならそれを伝えられるのではないかなぁ、と

でもわざわざ遠回しに表現する必要なんてどこにでもないわけで
意味の世界を生きる言葉だらけだとしても
素敵なものは素敵なんだろうと思います

ただそれならば私ならこの詩を
もっと簡潔にまとめてしまうかもしれません
それじゃこの迷走感は出ないのかもしれないですが
(いっそ改行も無しにしてしまうとか)

長々とすみませんごちそうさまでした
 
No.14  SHIRIAI  評価:0点  ■2013-07-17 03:25  ID:m.6gUmQkDJ2
PASS 編集 削除
はなこさん、なるほど!

ポン。本当にありがとう。
素直でしょ。

またひとつ糧を得た気がする!

この詩を出した甲斐がありました。

実は私って素直なんです。だから詩も素直なんです。概して、クラシック奏者はジャズが下手。

ありがとうございました。
No.13  はなこ  評価:30点  ■2013-07-17 00:58  ID:Iv5Hn9hS4ug
PASS 編集 削除
わからないことが、わかるように書いてあるのがよくないとおもいます。
No.12  SHIRIAI  評価:0点  ■2013-07-15 22:45  ID:5ZzWE3oSpa2
PASS 編集 削除
zooey さん、こんばんは。

この詩に関してのことは、
おっしゃるとおりいい加減です。
もっと内容を掘り下げた詩にするつもりも「あまり」ありません。感情に似たもので、これは詩なので、ここで認識の哲学を展開してもしょうがない、勢いだ、勢いだ!て感じです。
「うるさい!うざい!」とか、「おもしろ!ロックだぜ!」とか、「つまらん!」とか、「で?」みたいな風です。
ただ、内容に、つじつまが合わないところがあれば、問題ですね。
次回はも少しましなのをだします。
次回作、今決めました。昨日書いた古語の長歌出します。
次回(今週金曜〜)もよろしくお願い致します。
ありがとうございます。
No.11  SHIRIAI  評価:0点  ■2013-07-15 22:26  ID:5ZzWE3oSpa2
PASS 編集 削除
ゆうすけさん、こんばんは。
レベルに関係なく、できるだけ感想を入れたいと思っています。僅かでも作者の役に立てればというのもありますが、自分自身の勉強のためでもあります。ただ、携帯で休憩時間にしょっちゅう入るので、No.1の位置にレスが入ることが多く、他の読者に先入観を与えているのではないかと、よく思います。だから、私が0点をつけても、あとの方が高得点を入れていたりすると、ホッとしたりしています。
批評ありがとうございました。
No.10  zooey  評価:30点  ■2013-07-15 14:51  ID:L6TukelU0BA
PASS 編集 削除
読ませていただきました。

他者の存在を認められれば、それに対する自身の確認にも繋がっていく、
という感じが滲んできて良かったです。

ただ、やや作為を感じたのも事実です。
作品の深さよりも作為が前に出てしまうのは、
書き手の方の掘り下げが、甘いからかなとも感じました。
なんというか、アイデンティティーの深遠な問題に目を向けるまもなく、
その表面を走り抜けてしまっている、という印象でした。
恐らく意図的ではないと思いますが、
結果として、ちょっと文体によって色々ごまかしてしまっていないかな、
という気もしました。
こういったテーマを、こういう形式で書くことは、
精神性を見つめるのもバランスも難しいと思います。
頑張ってください。

また他の方の感想欄の話になってしまいますが、
今回限りであることを希望して点数をいれる、というのは、あまりフェアじゃないかなと感じます。
相手のかたが了承する、しないにかかわらず、点は入ってしまいますから。
相手にしてみれば、無理矢理了承させられる、みたいな状態ではないかなと。
それであれば点数入れない方がいいのではないかなと思いました。
No.9  ゆうすけ  評価:30点  ■2013-07-15 10:18  ID:lvspLO.e7O6
PASS 編集 削除
拝読させていただきました。

冒頭から勢いを感じさせてくれますね。転がり落ちる岩のような勢いです。盲目的で無目的な勢い。そして、あなたが認識してくれることによる己の本当化、なにやら量子論のような雰囲気も醸し出してくれます。もうちょっと整理すると哲学的になりそうですが、それだと勢いがなくなりそうで、とはいえ面白味は感じました。

たくさん感想を書いていますね。昔からこのサイトにいた者として、あなたの存在をとても嬉しく思います。見習いたいものです。
No.8  SHIRIAI  評価:0点  ■2013-07-14 22:56  ID:bi3DsvN5XiY
PASS 編集 削除
昼野さん、こんばんは。

以前詩を毎日書いていたので、何も浮かばないときに、こういうのを書いていました。だからこれについてはいいんですが、他の詩にも感性を感じないとなると、どうなんでしょう。他所で絶賛されたものもあるので、逆にどうあれば感性を感じられるのかを教えて頂きたい。静かに坦々と述べながら読者の意識に働きかけられたらと思う詩もあるのですが。しかし、どれも引っ掛からないとなると、当たり前ですが、何か足りないということでしょう。兎に角、完璧とは思ってはいないし、クラシックギターでの自分の演奏で味わった程の感動を、詩ではまだ得られていないので、まぁだまだ初心者って事でしょう。しかし、私の中には引きずりこむ宇宙が確かに存在するので、これからです。ご期待ください。そのうちに、炸裂ではなく、あなたを引きずり込みます。いつになるかわかりませんが。生涯のラストの一発でもあればGoodです。
ありがとうございました。
No.7  昼野陽平  評価:30点  ■2013-07-14 18:12  ID:NnWlvWxY886
PASS 編集 削除
読ませていただきました。

SHIRIAIさんの作品は何作か読ませていただきましたが、論理が全面に出て、詩的な情緒というのは正直あまり感じない感じです。
もうちょっと感性的に炸裂しちゃってもいいかな、と個人的には思います。
No.6  SHIRIAI  評価:0点  ■2013-07-13 15:09  ID:E/uClbJUq.g
PASS 編集 削除
季織さん、こんにちは。
雨あがりドカンと夏が現れる
って感じですが、如何お過ごしでしょうか。
そんな時期に暑苦しいの出してすみません。夏は涼しくなるようなものを出すようこころがけます。ありがとうございました。
No.5  季織  評価:20点  ■2013-07-12 20:10  ID:pt5S5l.1Z4I
PASS 編集 削除
こんばんは。
同じ単語が連呼されてるのがあんまり好きになれませんでした。
「本当」が頭の中でぐるぐる、ぐるぐる回り出してなんだかよく分からなくなっていく感じです。
でも、それが魅力といえば魅力かなとも思います。
No.4  SHIRIAI  評価:0点  ■2013-07-12 01:59  ID:C997dWT1qRE
PASS 編集 削除
逃げ腰さん、こんばんは。

えー、逃げ腰さんからのリクエストにお応え致しましてこの詩を出させて頂きました。へへ。
謝染さんから言われた二つのこともちゃんと予想はついておりました。このヒステリック詩の領域の打破も他のジャンルと並んで模索中といったところです。

>間違っていればおっしゃってください
はい。
>人より何倍も手間ひまかけてるのがわかる。
これは間違いです。
こういうのは手間ひまかけてはいけません。
拉麺はのびやすいので熱いうちに食べないと。
ズルズルッ、っあぁぁ、でお勘定。
誉めすぎありがとうございます。

それから、
>上からもの言い、
私には、全く構いません。言いたいことガンガン言って下さい。私がちょっとだけ(?)高慢ちきな批評をするのも言ってみれば、そのためです。だから、遠慮はいりません。
「かかって来なさい!」
いやいや、失礼いたしました。
次回はもっとおとなしいものを出します。
またよろしくお願いいたします。
No.3  逃げ腰  評価:40点  ■2013-07-12 01:34  ID:5.ETnUaDEi2
PASS 編集 削除
良い!やっぱりあなたはレベル高いんだなって思いました。
こういう詩は確かによく見ますけど、なにより構想というか練りが人より何倍も手間ひまかけてるのがわかる。そこにも好感。
まずチープな「本当」という言葉が多層的に重なって強度を獲得してる。

冒頭「分かりません、僕には分かりません」の何がわからないか、を考えたのですが僕なりには自己存在でした。でもひとりでいくら頭回しても答えなんて出てくるわけない。そんな不毛というべき思考。
また自分とは他者である、なんて言葉ありますけど自己承認に不可欠な存在であるということを改めて感じさせられた。
気づいた事はこれくらいですね。あまり上から物は言いたくないので間違っていればおっしゃってください。ではでは。
No.2  SHIRIAI  評価:0点  ■2013-07-12 01:21  ID:5ZzWE3oSpa2
PASS 編集 削除
謝染さん、こんばんは。
なるほど、あっちの方に行きすぎてるってことですね。ありがとうございます。
No.1  謝染はかなし  評価:0点  ■2013-07-12 01:16  ID:q8bbQ79fYJ2
PASS 編集 削除
詩が重たい。意味の世界に生きすぎている。

あとやはりこういう詩はよく見る。気をつけたい。
総レス数 18  合計 240

お名前(必須)
E-Mail(任意)
メッセージ
評価(必須)       削除用パス    Cookie 



<<戻る
感想管理PASSWORD
作品編集PASSWORD   編集 削除