クルイ・クルイ
ガタガタ震えて
どうしたの?
優しい君は声かける
けれどもイカレタ私には
汚い罵倒に聞こえてさ
ソッポを向いて無視するよ

転んだ時に来る君は
痛くないかと手を差し伸べる
けれどもクルッタ私には
追い打ちヤラレル思ってさ
死に物狂いで逃げ惑う

怖いよ怖い
なす術ないよ
みんなが私に針刺して
ケタケタケタケタ
笑ってる

腕でも脚でも首も背中も
穴あき、切り傷、火傷跡
いっぱいいっぱい
痛いのあって
たくさんたくさん
悲しいよ

私は人が恐ろしくって
人は私を蔑み嗤い傷つける
けれども君はいつまでも
私に向かって笑うんだ
どうして毎日いつまでも

前にもあったこんなこと
とても怖いと思ったな

君もみんなと同じでさ
私は決して信じない

だけど何故だか
胸が痛いや
早く明日は来ないかな?
中亜多
2013年04月18日(木) 21時23分20秒 公開
■この作品の著作権は中亜多さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
作者からのメッセージはありません。

この作品の感想をお寄せください。
No.1  笹百合  評価:20点  ■2013-04-28 02:05  ID:nyv4PhU4HKM
PASS 編集 削除
 これ、下から上に読んだ方が面白いんじゃないかしら。その方が題に合っている気がするし。
総レス数 1  合計 20

お名前(必須)
E-Mail(任意)
メッセージ
評価(必須)       削除用パス    Cookie 



<<戻る
感想管理PASSWORD
作品編集PASSWORD   編集 削除