君が何もしたくないのなら。 |
君が何もしたくないのなら。不可避の労働と、通勤。君が何もしたくないのなら、呼吸でさえも嫌になったなら。ぼくはボタン一つで飛んで行く、小型ミサイルを。青い深い空に打ち上げて。ミサイルは雲を裂いて、何もしたくない君と共に。何かしなければいけない人類を破壊して、そうして黒いキノコと、黒い雨が降って、そうして何もしたくない君はもう何もしなくて済むだろう。もう君は何もしなくて済むだろう。嫌な事を君がしたくないから、君の見る世界はおわって、君は何もしなくて済むだろう。何もしない君からは何も生まれないから、何も作り出せないから、始まりの無い物は終わりも無いのだから、君は永遠のままに何もしたくない。 深い青い空にミサイルと君が、放物線を描いて飛ぶよ、何もしたくないのなら。 |
無人
2013年04月15日(月) 00時02分30秒 公開 ■この作品の著作権は無人さんにあります。無断転載は禁止です。 |
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No.1 SHIRIAI 評価:30点 ■2013-06-15 05:28 ID:IIbnOzQ/0rQ | |||||
おはようございます。 世界を敵に回しても僕は君を守ると言ったそばから、アパートの窓にうつるシーハリアー。コーヒーの宣伝。 最近の日本の災害、過去の記憶、隣国からの問題を無視(意図して?)しているが、全日本を敵に回して下さい。その問題をクリアーできれば、この詩は不思議な書き方だし、面白いと思う。 |
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総レス数 1 合計 30点 |
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