オーケンウータン都心との関わり方 |
オーケンウータン都心との関わり方 目をつぶると煩わしくなくなった 通勤ルートは身体が覚えてる 人が視界に入らないから 私は少し生きるのが楽になった スポンジを詰めると静かになった 最近の耳栓はよくできている 厚かましい声が入らないから 私はこの町で暮らす自信がついた やんちゃな若者が平気になった 高島コーチのメニューの成果だ 鍛えた肉体が都心に馴染むから 私はこの町で息がしやすくなった 私はこの町で息がしやすくなったし ここでやっていける気がしたが 正直に話すと、いろいろ限界だ 私はこの町を去ることにした |
ヤマモト・S
2012年11月10日(土) 00時48分46秒 公開 ■この作品の著作権はヤマモト・Sさんにあります。無断転載は禁止です。 |
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No.2 ヤマモト・S 評価:0点 ■2012-11-11 12:51 ID:PMNQM1rO5Xc | |||||
うんたさん、ありがとうございます。 高島コーチという部分に注目してもらえるとは…。 ここの部分は、主人公がジムに行って、 ジム員にメニューを組んでもらって 身体鍛えた結果、充実した都会生活をしている自分、 みたいな感じです。 詩的な象徴は自分には出来ないと思ったので、 ちょっと避けたりしてます。 生きづらい町でなんとか生活していこうと 不安要素を一つ一つ取り除いていくけど、 結局自分はこの町に合わなくて「去ることにした」と なるのですが。 表現は苦手意識があったので、「いい」と評価されて嬉しいです。 |
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No.1 うんた 評価:30点 ■2012-11-11 10:16 ID:iIHEYcW9En. | |||||
高島コーチ、というのがいいなと思いました。 謎なんですけど、なんだかおもしろいっていう。 (もしかしたら何かの象徴とかかもしれないですけど…) メニューの成果っていうのも、鍛えた肉体が都心に馴染むというのも好きな表現でした。 |
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総レス数 2 合計 30点 |
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