終末(おわり)の詩 |
君の肩に かかる髪 つまらなそうに つまみ上げて 伏せる瞳に 影を落とし どんな結末(みらい)を 思っているの 水に 埋もれ 重い咎 罪の足は どこへと沈む 固く つないだ 僕らの手は 深海(コバルトブルー)の 空となるでしょう 君の唇 夢を語らず ただ口ずさむ 知らぬ音楽(メロディ) 仰ぐ胸に 広げる両手は どんな心境(こころ)を 歌っているの 闇に 溺れ 泡をはき 孤独の歌は どこへと浮かぶ 喉を 掻いた 僕らの声は 太陽色(サンプリズム)の 波となるでしょう 君のつま先 地面を踏んだ 音(リズム)を刻む 衣服(スカート)揺らし 天に向けて 伸ばす体は どんな舞台(ワルツ)を 踊っているの 永久(とわ)に 叫ぶ 地へ零す 溢れる涙は どこへと消える 君を 想う 僕の願いは 新月(nouvelle Lune)の 闇となるでしょう |
さかさき
2012年06月23日(土) 12時54分41秒 公開 ■この作品の著作権はさかさきさんにあります。無断転載は禁止です。 |
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No.2 非 評価:40点 ■2012-06-25 08:55 ID:7wB7nyFAfGY | |||||
すごい。と思いました。 ひとつひとつの言葉の選びがおしゃれです。 あと( )がいい感じで……カッコいいです。 |
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No.1 ひまわり 評価:50点 ■2012-06-23 14:59 ID:tedSfVqwjSE | |||||
とても深い詩ですね。色々情景が浮かんできました。 愛する人への想いでしょうか。 切なくも、新月の闇という表現が素晴らしいと思いました。 |
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総レス数 2 合計 90点 |
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