剥き出しの性(さが)
キスをする夢を見て目が覚めた
その瞬間の虚脱感ったらない
孤独を噛みしめベッドから出て
水を飲んで大きく息を吐く

Ah 隣に君がいない
もう 全部夢だったみたい あんな事こんな事

まだまだ色々君とやりたかった事がたくさんあるよ
純愛も人に言えないような秘密も共有したい
生まれたままの姿で 戯れていた記憶は
白く濁った虚しさと共にトイレへ流れてった

10年振りに再会したあの子が
少女から女へと変身してた
そーいや昔大人になってから
結婚しようなんて言ってたな

Ah 何をバカな事を
もう 忘れちまったのか 先週の出来事

一つの恋が終わればいずれにしろ次へと進む
冷えきった心に一刻も早く温もりをちょうだい
ねぇ今恋人なんかは… いないの? そういう事なら
また今度久々二人きりでまったり過ごさないか?


太陽見つめてなんだかムズムズしてくしゃみを一発
そんな風に誰とでも繋がれたら悩みはしない 後悔もしない 何の苦労もなく生きてるはず

あの時君が眠っていた場所に今は彼女がいる
君も誰かの腕の中で寝息を立てているのかな
二人でいるその時はいつか終わりが来る事なんて
考えないけど結局いつも同じ間違いをする
その度僕ら我慢して 必死で愛を保ってく
次に繋がったキミとはそれがいつまで続くのかな?
TAKE
2012年04月08日(日) 13時27分10秒 公開
■この作品の著作権はTAKEさんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
タイトルの通り、ひとつの恋愛から次の恋愛へ進む過程での剥き出しの気持を描きました。

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