幻影の音 |
俺の脚が 階段をすりぬける 地下の階段は 興ざめの他人顔が 張り付いてるようだ 音楽の脚で 踏みつぶす 残ったのは 幻影の音 扉をあければ より強い幻影が 待ちもせずに 待っている 顔を忘れた他人顔たち 黒いシルエットが 顔の役目を 補っている 補給を忘れた顔に 幻影の音を 注いでやろう 一杯、二杯、三杯…… 俺の顔は どうなってる |
ホワイト下村
2012年01月21日(土) 23時33分19秒 公開 ■この作品の著作権はホワイト下村さんにあります。無断転載は禁止です。 |
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No.2 ホワイト下村 評価:--点 ■2012-01-23 18:53 ID:AHDXDYyLKo2 | |||||
ありがとうございます。 ある地下音楽場に赴く某音楽家の詩なのですが、 そのように受け取っていただけまして光栄です。 |
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No.1 久遠 評価:30点 ■2012-01-23 11:43 ID:hV/HgX0/GkQ | |||||
はじめまして。 拝読しました。 なんだかミステリアスな世界観ですね。 オペラ座の怪人を連想しました。 「音楽の脚で踏みつぶす」 「待ちもせず待っている」 「顔を忘れた他人顔たち〜顔の役目を補っている」 等々、 かっこいい表現が散りばめられていて好きです。 |
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総レス数 2 合計 30点 |
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