それでもワタシは



生という柵


歓びという虚像


素直という嘘


悲しみという欺瞞


正義という偽善


同情という蔑み


善意という悪意


祝福という妬み


希望という諦め


死という必然





それでもワタシは







生きていたい
天祐
2012年01月03日(火) 01時38分54秒 公開
■この作品の著作権は天祐さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
自身2作目の詩です。

お目汚し失礼いたします。

お読みいただいた方に深謝です。

この作品の感想をお寄せください。
No.5  李都  評価:20点  ■2012-01-15 00:40  ID:L6TukelU0BA
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どもども ご注文がありましたので拝読させていただきましたーw
久々に書いた感想なのであまり中身はないと思いますが思うままに感じたままに述べますね

タイムリーな感じですよね
特に去年はそういう部分が露呈していたというか 考えずにはいられない年だったと思います
苦しいからこそまた強く生きたいと願った年なのかも とこの詩を読んでいて思いました
生という柵〜死という必然で囲われているのがなんか意図的なのかな
人も柵の中で生きる家畜と何ら変わりないのかもな なんて 想像までしちゃいました
たぶん天祐さんの意図とは違うとは思いますが そんなことも思ったり

全体としてはなんだかあっさりしすぎていて物足りないなぁと
片桐さんが先におっしゃっていますが 生々しさがないからかもしれません
天祐さんはもっとぎりぎりまで彫れるというか それか極限まで美しく妖しく書いてほしいっていう勝手なイメージw

とと 久々なくせにかなり勝手な要望と生意気な辛口でごめんなさい

詩と小説共に楽しみにしてます また読ませてください
ではまたー
No.4  蜂蜜  評価:30点  ■2012-01-09 20:51  ID:8SlA.arG1XM
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お久しぶりです。
拝読しました。

昨年は福島をはじめ、様々な激変に見舞われた一年でした。
人としての「本質」が問われるような年だったと思いますし、今後もそうでしょう。

愛憎や喜怒哀楽、人間は様々な二律背反の中で、悩み、苦しみ、生きて行くものですよね。
なぜかこの詩を読んで、昨年の様々なできごとを振り返りました。

No.3  天祐  評価:--点  ■2012-01-07 16:34  ID:ArCJcwqQYRQ
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>ゆうすけ 様
嬉しい感想ですね。
悟りの境地とはきっと生に執着はしないのではないのかと。
そろそろ小説も、と考えてはいるのですがなかなかまとまりません。
が、待っていてくれる方がいるというのは非常に励みになります。頑張りますね。

>片桐氏
感想ありがとうございます。
辛口歓迎です。自分なりには書き上げてからかなり寝かせて推敲を重ねたつもりでしたが、まだまだ甘いですね。
精進します。
今後ともよろしくお願いします。
No.2  片桐秀和  評価:20点  ■2012-01-04 23:24  ID:n6zPrmhGsPg
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読ませてもらいました。
最後の言葉に作者としての本心が込められているようで、そこに救いであったり、一種の決意を感じた気分がします。
評価としては辛目ですが、その大きな理由は、それまでの言葉がどこかで見たような言葉になっているということによります。畳み掛けとしてもちょっと弱いかな。ずしりとは来ませんでした。もっと生っぽい言葉で表現してくれると、印象は大きく変わったかもしれません。

僕からは以上です。また小説でも頑張ってくださいねー。では。
No.1  ゆうすけ  評価:40点  ■2012-01-04 08:55  ID:YcX9U6OXQFE
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相対する二つの言葉。それは建前と本音でしょうか、上辺と本心でしょうか。人間に対する諦めとも見てとれ、生きる事すら諦めてしまいそうな展開、されど最後は生きていたい。これは或いは悟りの境地でしょうか。

天祐さんには、職人さんのようなイメージをもっています。極限まで無駄を省いて研ぎ澄まされた文章、日本刀のような言葉を紡ぎ出す方だと思っています。
何かとお忙しいとは思いますが、機会がありましたら小説投稿のほうもよろしくお願いします。
総レス数 5  合計 110

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