理由
理由のないところに意味が生きる
人間は理由を換装し続けている
厳しい生を生きていくために
再武装をくりかえす
必要なところに草が芽生える
必要なところに自然が生まれる
人間は生臭い銃を作り続け
世界はそんな人間に
なにも期待していない
意味のないところで誰かが殺す
必要のないところで誰かが死ぬ
愛しい人が
墓石に理由を刻んでいく
ぎらり と銃が鈍く光る
2011年05月05日(木) 15時23分00秒 公開
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■作者からのメッセージ
はじめまして
青といいます
未熟者ですが、よろしくお願いします
ビシビシ叩いてくだ((略
よろしくお願いします

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No.3  闇の吟遊詩人  評価:30点  ■2011-05-26 09:38  ID:6X8bzIOa1F6
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「ビシビシ叩」きたいけど、それができずに困っています(苦笑)。あえて言うなら最後の「ぎらり」ですかね。「カタカナ」は「非人間的イメージ」を演出できるので、

ギラリ と銃が鈍く光る

……にした方が「最後が締まるかな」ということぐらいです。

謝染はかなしさん同様、「墓石に理由を刻んでいく」は印象に残りました。
No.2  史裕  評価:30点  ■2011-05-09 22:38  ID:W9HKTWpZjnU
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なにがいいとビシッとは言えないのですが
とても力のある文章だと思いました。

読ませていただいてありがとうございました。
No.1  謝染はかなし  評価:20点  ■2011-05-06 05:07  ID:D5FXfV4BiuM
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「墓石に理由を刻んでいく」って文章がいい。
総レス数 3  合計 80

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