眠れない夜たちのために
真っ暗い中
かつては舗装されていて、
今は世界中の物置きのような獣道を

僕は歩いてる
皆が置き忘れた、
言葉と魂を拾い集めて明かりを灯す

地面を照らす光の輪が 暗がりを追いやって
明かりの外へと道は伸びる
続いていることを知る

その空しさで夜の長さを測らなくてもいいよ
君が持つ鍵で開けられる 誰かの扉を探そう

その瞬間に止まった時計の針を
僕ら忘れてはいけないけど

その空しさで夜の長さを測らなくてもいいよ
君が持つ鍵で開けられる 誰かの扉を探そう
リトルボーイ
2011年04月09日(土) 10時47分39秒 公開
■この作品の著作権はリトルボーイさんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
こんにちは。
久しぶりに投稿させて頂きました。

震災から一ヶ月経ちますね。
何かしたくても、
外側から出来ることは微々たるもので、
そのことをとても気に病んでいる人がいました。
その人に宛てた歌です。

この作品の感想をお寄せください。
No.2  闇の吟遊詩人  評価:30点  ■2011-05-27 09:30  ID:6X8bzIOa1F6
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「気に病んでいる人」に会ったら、この詩と共に「何もしないよりマシ」と言ってあげてください。
No.1  史裕  評価:30点  ■2011-04-27 23:20  ID:p72w4NYLy3k
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優しさでしょうか、ゆるしというのかな なんとなくそういうものを感じられる詩だなと思いました。
読ませていただいてありがとうございました。
総レス数 2  合計 60

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