ラブソング

街を歩いていると

 何処からともなく

聞えてくるのは

 はやりのラヴソング

駅で待ってると

 向かいのビルのモニターで

楽しげなCMが

 流してるラヴソング

毎日何処かで誰かが

 飢えに苦しんでる

今日も何処かで誰かが

 暗闇に脅えてる

たった今も何処かで誰かが

 殺し合ってる

だけどこの僕も

 空ろな眼差しで

歌に合わせて

 カラダ揺らせている


ゲルググ
2011年03月01日(火) 23時30分44秒 公開
■この作品の著作権はゲルググさんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
よろしくおねがいしますm(__)m

この作品の感想をお寄せください。
No.1  ザイチ  評価:0点  ■2011-03-17 01:22  ID:2EbdM0k4XrU
PASS 編集 削除
(評価をつけるのが苦手なので、感想だけ書かせてください)

何とも軽快で、清々しく心に響き渡る詩だと思いました。
ラブソングはいつの時代も、心を温めてくれますね。
街角から音楽が流れてくる、残酷な現実が今もどこかであるけれど、
最後が希望に満ちていてよかったです。
総レス数 1  合計 0点

お名前(必須)
E-Mail(任意)
メッセージ
評価(必須)       削除用パス    Cookie 



<<戻る
感想管理PASSWORD
作品編集PASSWORD   編集 削除