翼を忘れた君に捧ぐ
痛みだけが全てじゃない
目を開けば気づくだろう
君にも大切な誰かがいることに
君を見ている誰かがいることに

片翼では飛べないと言うなら
僕が君の翼になろう
独りでいるのが寂しいなら
ただそばで手を繋いでいよう

君が逃げることを選んでも
それを止めることはしない
君だけが苦しむ理由なんてない
傷ついていいはずもないんだ

いつか本物の笑顔を見せて
自分を守るためではなくて
心から笑ってほしいから
僕は君を支えていきたい

つらくて震え泣くのなら
何も言わず抱きしめたい
傷だらけの心まで
隠し続けた涙まで

そしていつか君が
また歩き出せる日がくるようにと
ずっと祈り 願い続けよう
僕にできるのは それだけ
緋色彰弥
2011年02月12日(土) 20時50分55秒 公開
■この作品の著作権は緋色彰弥さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
お久しぶりです。
いつも暗い詩ばかり書いているので、たまには少し気分をかえてみました。
私が色んな人に支えられている証です。

この作品の感想をお寄せください。
No.2  音羽  評価:50点  ■2013-12-19 04:01  ID:rMAQZW5kXMI
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私もこういう人に巡り会いたいって思いました。
ただ傍にいてくれるだけの人って中々出会えないからこそ、出会いは大切にしたいですね。
No.1  田中未来  評価:40点  ■2011-02-27 13:50  ID:6G1KAS8HmaE
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はじめまして、田中未来と言います。
優しいんですね、あなたは。
すごく心があったまりました。
タイトルも格好いいです♪
けっこう共感できたのもあって、この詩好きです♪
では。
総レス数 2  合計 90

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