みぞれ |
雨でもない 雪でもない どっちつかずのみぞれ 友達でもない 恋人でもない 私たちみたいだと 君は寂しげに笑った 寒さに震える君の背中 抱きしめたくて手を伸ばすけど 届かないまま 僕の手は宙をさまよう 雨でもない 雪でもない どっちつかずのみぞれ 友達でもない 恋人でもない 私たちみたいだと つぶやく君を まもりたかったのに どうして僕らはこんなにも中途半端なんだろう 今年もまた みぞれが降る 僕らによく似た 冷たい想いが |
心葉
2011年02月05日(土) 14時29分02秒 公開 ■この作品の著作権は心葉さんにあります。無断転載は禁止です。 |
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No.2 ザイチ 評価:0点 ■2011-02-19 00:32 ID:2EbdM0k4XrU | |||||
(評価をつけるのが苦手なので、感想だけ書かせてください) 上手いなぁって素直に思いました。 どっちつかずのみぞれがこんな風に表現されていて 新鮮な感じがします。 雪になっても、雨になっても、どっち行っても別れが待っている気がします。 あいまいな「みぞれ」という状態を考えさせられました。 |
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No.1 ω ̄) 評価:40点 ■2011-02-06 19:02 ID:qwuq6su/k/I | |||||
自分は、今は二人の男と知り合いですが、この詩を読み「ぁあ、、成る程あたしの状態は、それだなぁ」と愕然悄然としました。みぞれみたいな限りなく中途半端です。最後の『冷たい想い』に感銘した。しかしこのカップルは、「君は寂しげに笑ったとか、『守りたかったのに』とか結構交流が有るが、あたしらはそこ迄も無い。みぞれ以下の霧のやうな儚いものでしか無い。 | |||||
総レス数 2 合計 40点 |
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