彼女がkissを拒むわけ |
「――ねえユウゴ、【魔女のくちづけ】って知ってる?」 先程まで抱き合っていた暖かなベッドから抜け出て、床に脱ぎ捨てたジーンズを穿いていると僕の後ろでサチがそう声をかけてきた。いつもと同じ、落ち着いた声音だ。 「ん、魔女のくちづけ? ――いや、聞いたことないけど」 答えながら、だらしなくシワが寄ったジーンズに両足を入れてファスナーを上げた。ボタンを留め、革ベルトの穴にバックルを通し終わるころになっても返事がなく不思議に思い、後ろを振り返った。 薄暗い室内、光源はベッド際枕元にある簡易な電気スタンドだけだがサチの表情はとても塞ぎ込んでいるように見える。 「やっぱりいい、やめとく」 「なんだよそれ。気になるだろ、どした?」 そう訊いたがサチは自分から言い出したくせにまるで仮病を装って学校をズル休みしたい子供がその心情を見透かされたときのように、どことなく罰が悪そうに曖昧に笑んで視線をベージュ色の天井へと逸らす。その仕草を見て昔からそうだ、と僕は思った。 サチは本当に自分が苦しい時、他人に弱音を吐かず我慢してしまうことが多いのだ。 以前にも僕たち二人の直属の上司である飯田部長に彼女は執拗な嫌がらせを受けていた。一昨年の年度末、歓送迎会の席で一番先に部長である飯田にお酌をしなかったのが原因らしい。 体調を崩し、入院するまで僕はそのことをまったく知らないでいた。きっとその事実を知ったら部長に激しく抗議するとサチは考えたのだろう。実際僕は部長室に乗り込んでふてぶてしくタバコを吸っていた彼の胸倉を掴むとありったけのチカラでその憎たらしい顔面をぶん殴った。社内での暴力行為はすぐさま社長の耳に入り、僕はあっけなく会社を解雇された。サチは責任を感じて会うたびに涙を流したが愛する人をこの手で守ることができてこれ以上ないくらいの満足感と清々しい気持で一杯だった。でもそれはただの自己満足かもしれないけれど。 その一件で部長も地方に転勤となり、サチは職場に復帰した。事件のあとすぐに僕は大学時代の先輩である一ノ瀬さんに誘われて彼が経営する輸入雑貨を取り扱う会社に就職し、今では二十七の若い身空で統括本部長を任されているのだから一寸先は闇というのは正にこのことだろう、人生とは本当に不思議なものだ。 「サチ、前にも言ったろ? 隠し事なんてするな。僕は君の力になりたい。ほら、よく言うだろ? 悩みは人に話せば半分になるって。あれホントだよ、僕もサチに相談に乗ってもらってすごく楽になったんだ。だから話してよ」 上着を拾い、頭を通しながらそう言うとサチはまた力なく曖昧に笑んだがしばらくして、うんと頷いた。ベッドから裸の上半身を持ち上げると透き通るような視線だけをこちらに向け、軽く咳払いするような仕草を見せて口を開いた。 「私たちって、sexはするけどkissはまだしたことないよね?」 「ん? ああ、そうだな」 サチが高校三年生のとき僕たちは知り合い、しばらくして交際が始まった。告白をしたのは僕からで彼女のどこか影のある美しい横顔に一目惚れしたのだ。 一緒に横浜の夜景を観に行った三回目のデートの時、思い切ってくちづけを交わそうと顔を近づけたがサチは寂しそうに微笑むと横を向き、そのキスを拒んだ。理由は幾つかあり、僕はそのワケに納得していた。なぜ今ごろそんなことを言い出すのだろうと思い、少し不安になった。 「それって変だと思わない?」 「でもそれはサチが唾液アレルギーだからって前に――」 「ウソよ、そんな病気あるわけないじゃない」 強く否定したサチの瞳《め》にいくつかの戸惑いや寂しさの色彩《いろ》が垣間見えたような気がして僅かに鼓動が速くなる。僕はベッドに近づくと短く息を吐き出してそのまま腰掛けた。 「どした? 何かあったのか」 サチは僕から逃げるように下を向いて、それきり黙ってしまった。 午前二時過ぎ、真夜中の寝室に流れる空気はすぐに音を失ってしまい、とても冷たく感じた。僕はもう一度溜息をつくと、「サチ」とできる限り優しい声で呼びかけた。短い時間が過ぎて彼女はゴメンねとつぶやいてその先を続ける。 「タケルくんのこと覚えてる?」 「――覚えてるよ、勿論」 タケルとは僕と同い年の友人で、家が近所だったことや互いの父親が同じ会社に勤めていたこともあり、幼いころから兄弟同然のように育った。小さい頃は何をするにもいつも一緒で、あれはいつだったか僕が参考書を買うため書店に寄った帰り道、突然誰かに腕を掴まれた。驚いて振り返ると先ほど立ち寄った書店の男性店員が汚いものでも見るような蔑んだ目でこちらを睨んでいる。ゾクリと寒気がした。 「君、今うちの商品万引きしただろッ」 青天の霹靂だった。いきなりのことで訳が解らずに狼狽え、反論する言葉が出てこない。 「ちょっと事務所まできてもらうよッ」 そう言い、僕の腕を無理に引っ張っていく。怖くなり、足が震えて膝がガタガタと鳴る。誰かに助けを求めようとしたそのとき、「ソイツじゃないですよ」と後方で声がした。店員の足が止まり、僕が振り返えるとそこにタケルが立っていた。 世間に反抗するかのように頭頂部で短く尖った黒髪、はっきりとした二重の大きな眼はすべてを悟ったように聰明に輝き、対峙した大人の思考を見透かしたみたいな薄く笑んだ口端はひどく挑発的だった。いつものタケルだ。店員が何か言おうと口を開いたその時、タケルが言った。 「彼が盗ったという証拠はあるんですか?」 店員は思い出したように僕のカバンをひったくるとすぐに中を確認したが目当てのモノは何も出てこなかったらしく今度は制服のポケットを弄ってきた。だがこちらも何も出てこなくてかわりに呻くような声を出した。 「納得いきましたか?」 タケルが勝ち誇った笑みを顔に広げると店員は小さな声で「すみませんでした」とつぶやいて渋々といった様子で頭を下げ、そそくさと僕たちの前から姿を消した。助かったと礼を言うとタケルは人懐っこい笑顔になり、「当たり前のことしただけだよ」と爽やかに言った。 タケルは後にも先にも僕の一番の親友だった。そう、【だった】のだ。 アイツは将来建築家になりたいと県内でも有数の建築学科がある大学に進んだが二年の冬、十九のまだこれからという時バイク事故に合い、あっけなく逝ってしまった。突然の出来事で信じられず、僕の心にぽっかりと穴が開いた。どんなものでも癒せそうにない大きな穴はタケルの子供のような笑顔を思い出すたびにひどく痛み、不意に流れる涙が音もなく染み込んだ。 残された僕らの気持とは裏腹にどこまでも続いていきそうな青空の下、タケルの葬儀は始まった。タケルはその性格からとても人気があり、葬儀には中学高校、そして大学の仲間が大勢集まって盛大な式になった。火葬場から立ち上る煙を見つめていると『煙と共に死者の魂は天国に旅立っていく』と昔、何かの本で読んだフレーズを思い出して不意に胸が締め付けられ、涙が溢れた。指先で頬を流れた涙を拭っていると、僕と同じように煙を眺めている人がいることに気がついてそちらに視線を送った。 真冬の薄弱な日差しの中、彼女は静かに立っていた。 この世のものとは思えないくらい雪のように白く透き通った肌はすべての光や事象を受け入れる代わりに誰も近づいてくれるなという強い意思表示に思えて、見つめていると心の内側、その襞がざわざわと激しく波打った。 綺麗な二重の目はしっかりと前を向いていたが、その瞳には何も映っていないように僕には思えて、佇む姿はひどく孤独に見えた。そのとき、唐突に僕は彼女を守りたいと思った。この女の子のそばにずっと寄り添い、どんなことがあろうと守らなければならないのだという使命感にも似た何かが身体を駆け抜けた。それがサチとの初めての出会いだった。 「タケルの彼女だよ」 聞き覚えのある声がして振り向いた。タケルの父親、トオルさんは僕と目が合うと力なく曖昧に微笑んだ。不自然に腫れた瞼と赤い目が一晩中泣き明かしたことを物語っていた。どうすることもできずに逃げだしたい気持を抑えて拳を強く握り、視線だけを落とした。 「アイツは本当に困った奴だな。大馬鹿野郎だ……」 そうつぶやいたトオルさんの震えた声を僕は今でも忘れることができないでいる。 「――タケルがどうかしたのか?」 そう訊ねるとサチは自分の肌と負けないくらい真っ白なシーツに視線を落とした。少しの沈黙があり、もう一度訊ねると彼女は少しだけ迷うような表情を見せたがこちらを見据え、しっかりとした口調で言った。 「――私のウチには古くからの言い伝えがあるの」 「言い伝え?」 「――胸に黒い痣がある者は不幸を運ぶ、魔女なんだって」 突然そう言われて、僕は呆気にとられてしまった。もしかしたら笑ってしまうくらい締りのない顔をしていたのかもしれない。最初冗談かと思ったが、サチの憂いを秘めた綺麗なその顔により一層濃い影が落ちて、崩れてしまいそうなほど危うい様相を呈した。胸の奥がざわつく。水面に浮かんだ波紋が徐々に広がっていくように鼓動が身体を叩いた。心配になり訊いた。 「痣ってその胸にある、黒い蝶のような模様?」 サチは黙って子供みたいに短く頷いた。彼女の左胸の上、鎖骨の下には拳大ほどの黒い蝶に似た形の痣がある。生まれた時からあったというその痣はひどく神々しく、見る者をどこか魅了する妖艶さを醸し出していた。 じっと見つめるとサチは恥ずかしそうに薄手の毛布を手繰り寄せ、その痣を隠す。 「私は魔女の生まれ変わりなの。私が愛した人はみんな死んでしまうのよ」 「そんなこと、あるわけないだろう」 サチは僕の言葉を否定するようにゆっくりと左右に首を振る。肩までのセミロングがサラサラと揺らいだ。 「本当のことよ。新月が浮かぶ漆黒の闇の中、痣を持って生まれた赤子は魔の子。その女児は周りの男たちを誑かし、死に追いやるだろうって。大好きだった父も私が幼いころに亡くなって、タケルだって死んじゃった」 サチはそこまで言うと静かに泣いた。大きな瞳から涙がとめどなく溢れて頬を伝い、雪原のように白いシーツに落ちていく。 「サチ……」 「私は――私は魔女なのよ。ユウゴとkissしない本当の理由だってそれ。 新月の夜、魔女はくちづけで相手の 「そんなわけないだろッいい加減にしろッ」 僕は声を荒らげるとサチの白い頬を右手で叩き、そのまま強く抱きしめた。 腕の中、彼女の華奢な身体が震えている。誰かに助けを求めるように弱々しく震えている。不意に愛おしさが溢れて、僕は抱きしめている腕に力を込めた。 「タケルはそんな風に思ってやしないさッ、君は魔女なんかじゃない、僕の大切な恋人だ。だからもう自分を責めるな。いいかサチ、僕は死なない、ずっと君のそばにいる」 僕は必死でそう言葉を紡いだ。【大切な恋人、僕は死なない、ずっと君のそばにいる】、カッコつけているわけじゃなく、今思っていることをそのまま形にしただけだった。サチは世界中の誰よりも大切な女性であり、それはこれからも変わらない。僕が吐き出したその言葉は静かな寝室を隙間なく埋めたが彼女の心に届いたのかどうかはわからなかった。 少しの時間が流れた。かすかに感じる互いの鼓動だけが二人を繋ぎ止めているようだった。 「――ありがとうユウゴ、でも――ちょっと痛いな」 サチが苦しそうに言い、僕はハッとして両腕を離した。 「ごめんッ」 しばらくして顔を上げた彼女の瞳にはもう涙は浮かんでおらず、僕たちは短く見つめ合ったあと互いに微笑んだ。本当に良かった、と胸を撫で下ろした。 「誓いのkissが二人にとって初めてのkissになるって素敵だろ?」 そう言うとサチは少しだけ驚いた顔をしたが、でもすぐに屈託なく笑った。 そう、サチは魔女などではない。そのことは僕が一番良く理解している。 魔女がくちづけで生体エネルギーを抽出できるのは新月ではなく、月が月齢十五に到達した光り輝く満月の時。 対象者は十六から二十九歳までの健康な女で、胸に【生贄の証である黒蝶の痣】がある者に限られる。 そして生贄である対象者が魔女の血を引く者に完全に心を開いたとき、その能力は発動するのだ。 サチは大切な生贄《こいびと》。僕は死なない、ずっと君のそばにいる。 「挙式が待ち遠しいね」 僕はニヤリと笑むとサチの左胸にある、黒い痣を見つめた。 ――了―― |
藍山椋丞
2013年06月07日(金) 23時13分48秒 公開 ■この作品の著作権は藍山椋丞さんにあります。無断転載は禁止です。 |
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No.4 藍山椋丞 評価:--点 ■2013-07-03 21:42 ID:i/iCocdcxPo | |||||
お様、ご感想ありがとうございます。 仰る通り、展開が不十分でしたね。 私の悪い癖と申しましょうか、習作だとどうしても早く書きあげて次の作品に取りかかりたいという気持ちが強く、焦った展開になってしまいます(完全なる言い訳です。すみません)。 もっとプロ作家さんの作品を読んで勉強したいと思います。 ありがとうございました。 |
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No.3 お 評価:30点 ■2013-07-03 18:38 ID:.kbB.DhU4/c | |||||
どうも。 3、4回読み直してようやく分かりました! 【生贄の〜】ね。そこを読み流していたために、道理が分からなくて、???となってました。 雰囲気としては、ダークで淫靡で良いですね。ただ、まあ、やっぱり、展開が足りないかな。文章も雰囲気立ても上手いのに、なんか、もったいないんですよねぇ。 |
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No.2 藍山椋丞 評価:--点 ■2013-06-08 09:15 ID:i/iCocdcxPo | |||||
卯月 燐太郎様 早速のご感想、誠にありがとうございます。 Cに関してですが、「新月に痣を持って生まれた女児は魔の子」というのがサチの家の言い伝えという設定でした。仰られているように描写不足でしたね。 ユウゴに関してですが普段は特別な力はなく、サチの思い込みと同じようにkissで相手の生命力を奪うというのがその能力という設定でした。 「新月の夜」以外にキスをすればよいだけというのは正にそのとおりです。 写真は著作権フリーの素材をネットから引っ張ってきました。 「著作権フリー・魔女・骸骨」で検索すると出てきます。それを少しサイズ調整しました。私もこの画像を見つけた時に「これだ!!!」とパソコンの前で叫んでしまいました(笑) 卯月 燐太郎様のご意見ご感想を拝聴でき、大変嬉しく思います。ありがとうございました。 |
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No.1 卯月 燐太郎 評価:30点 ■2013-06-08 01:33 ID:dEezOAm9gyQ | |||||
「彼女がkissを拒むわけ」読みました。 ●作品について 原稿用紙15枚の作品をところどころ引っかかりながらも、ミステリーな味付けがあり、読むことができました。 文章はわかりよく書かれていましたというか、文体は作品に合っていました。 全体に状況説明がわかりやすいですが、そのために、穴(欠点)もよくわかりました。 作品が「現在進行形にドラマが進んでいる」のは、主人公のユウゴという青年とサチという女性の、「ある部屋でのシーン」だけですね。 そこに過去の想い出とサチの思い込みというか考えとかをミックスして話を作り上げたものになっています。 ●問題点並びに改善策 A>>十九のまだこれからという時バイク事故に合い、あっけなく逝ってしまった。突然の出来事で信じられず、僕の心にぽっかりと穴が開いた。<< B>>「私は――私は魔女なのよ。ユウゴとkissしない本当の理由だってそれ。 新月の夜、魔女はくちづけで相手の生命力いのちを奪うのよ。だからタケルも――」<< C>>「――私のウチには古くからの言い伝えがあるの」 「言い伝え?」 「――胸に黒い痣がある者は不幸を運ぶ、魔女なんだって」<< Aのタケルのバイク事故は、サチが自分は魔女だとC,Bで信じているということが原因になっていますが、「C」のサチのウチの言い伝えとはなんなのですか? 今までに、そういった不思議な事件が起きたという具体的なことが、御作品には書かれていません。 だから、オチの主人公であるユウゴの言葉が生きてきません。 ところで、オチまで読み終えると、ユウゴという青年は、「魔女の血を引く者」と言うことになりますが、何か魔力でも使えるのですか? そのあたりのことが、書かれていないし、伏線(エピソード)も張っていません。 たとえば、会社で部長を殴ったときでも「魔女の血を引く者」なら、別の手もあったのではありませんか? または、不思議なことが起きた。しかしそれはサチが起こしたものというように、読み手に解釈できるように、読み手を誘導させておけば、OKです。 D>>魔女がくちづけで生体エネルギーを抽出できるのは新月ではなく、月が月齢十五に到達した光り輝く満月の時。 対象者は十六から二十九歳までの健康な女で、胸に【生贄の証である黒蝶の痣】がある者に限られる。 そして生贄である対象者が魔女の血を引く者に完全に心を開いたとき、その能力は発動するのだ。<< Dが説明だけなのですよね、どうしてそうなるのかの意味が描いていないので、抽象的でわかりにくいです。 あと、万引きの件のときでも主人公は普通の少年に描かれています。 「魔女の血を引く者」なら、不思議なことを起こせたのではありませんか? もちろん主人公は気が付いていなくても、自分を守るために魔力が発動したとか。 それがタケルの書店の男性店員への言葉(態度)なら、普段のタケルはそういうことが出来るような人物ではなかった、と言うように伏線を張るべきです。 ラストまで読んでみて思ったのですが、伏線の張り方などをしっかりと書き込めば作品は格段に良くなります。 それと作者さんもわかっておられるようですが、「回想シーンが多発する拙作ですが、」ということで、原稿用紙15枚にまとめたので回想シーンを入れないと、これだけの話を書けませんが、現在進行形で話を進めたほうが迫力がでます。 ところで「新月の夜、魔女はくちづけで相手の生命力いのちを奪うのよ。だからタケルも」だったら、「新月の夜」以外にキスをすればよいだけです。 だからこの場合は、普段はキスをするのに「新月の夜」にキスを拒んだことにすればよい。その日が「今夜」と言うことになり、サチは話の説明をした。 作品をどんどん書いていけば、うまくなる書き手さんだと思います。 ちなみに、作品内の写真はどんぴしゃでした。 今後に、期待しています。 |
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