感想です。 ( No.4 ) |
- 日時: 2011/02/26 20:17
- 名前: つとむュー ID:WIZde/MA
RYOさん
>葉子があんまりあっさり言うものだから、司は春雷が遠くでなったような錯覚さえ覚えた。 「春雷」の使い方がうまいです。
>結果として、司は志望校を変更することを選び、葉子もよりレベルの高い大学を選ぶことになった。そう希望どおりに。 志望校を変更することになったのに、その前に「希望どおりの大学で、希望どおりの学部である。」とあるのは、ちょっと?でした。
>とりあえず飲み会の相場が四千円くらいと分かったのが、司の収穫だった。 RYOさん、もとい司さんの大学は都会ですね(笑)。僕の出身大学は田舎だったのでもうちょっと安かったです。田舎だとアパートも広いし、そこに集まって飲めば千円くらいで済んじゃいます。
僕の受験勉強は全く逆でした。成績の良い、気になる女の子を追いかけて勉強しました。 おかげで僕は志望校に合格。彼女も成績を落とさずにもっとレベルの高い志望校に合格しました。別に付き合っていたわけじゃないですけど。
この作品は、以前RYOさんが書かれた作品のプロローグなのですね。 その作品を読んでおくと、後編はもっと楽しめそうですね。
ウィルさん
>少年――如月吹雪の働いている店はその雑居ビルの一階にある、しがないラーメン屋(?)だった。 「吹雪」って名前が女性っぽかったので、クライマックスで4人のセリフが交差するときに誰のセリフか分かりづらくなってしまって、ちょっと残念でした。
>なぜか機械が作動し、レシートが出てくる。 >残高百五十二円という言葉とともに。 ここは上手いですね。精人という発想が面白いし、お題の消化も自然で見事です。 このシーンで、ぐぐっとストーリーに引き込まれました。
>「フォッフォッフォッフォッフォなの」 このセリフが、脳内にて能登麻美子の声で再生されてしまった僕はやはりヤバイでしょうか?(笑)
>瞬間で冷えた銃の恐怖で、反射的に彼女は銃を手から離した。 瞬間に冷やす、というのがちょっと分かりにくかったです。いくら精人でも、銃の熱伝導を超えた冷やし方は無理かも。
>そう言い、吹雪を出迎えたのは、ラーメン屋(?)の店長、五十六歳独身の如月熱斗。吹雪の父だ。 RYOさんとウィルさんの両方の作品にラーメン屋が出てきたのは面白かったです。 後編に出てきそうなお父さんの特殊能力に期待です(笑)
自作品
いやあ、必須お題の消化が全部無理やりでしたね(反省)。 しかも任意の「でっへへへへ」と「なんかすごいのきた!」にかなり引っ張られました。
後編、どうしよう。 「ハンバーグ」「二度見」「あてもなく」ですか? 「厳重に封印」とか「歪んだ秒針」とかは、ミステリー談義に使えそうですが……
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