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RSSフィード [238] 即興三語小説 ―二月ってなかったことにされるよね―
   
日時: 2015/02/01 21:52
名前: RYO ID:l352IyoA

 このコメント毎回考えるのも、ネタが尽きてきてる。
 誰もよんでないだろうしね。
 っていうか、二月。
 年度末です。いろいろ片づけておかないとまずい。
 ま、そんな感じ。  

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●基本ルール
以下のお題や縛りに沿って小説を書いてください。なお、「任意」とついているお題等については、余力があれば挑戦してみていただければ。きっちり全部使った勇者には、尊敬の視線が注がれます。たぶん。
▲お題:「エラー」「キャラメル」「パンツは旅行中」
▲任意お題:「ジョーカー」「リロード」
▲表現文章テーマ:なし
▲縛り:なし
▲投稿締切:2/8(日)23:59まで 
▲文字数制限:6000字以内程度
▲執筆目標時間:60分以内を目安(プロットを立てたり構想を練ったりする時間は含みません)

 しかし、多少の逸脱はご愛嬌。とくに罰ゲーム等はありませんので、制限オーバーした場合は、その旨を作品の末尾にでも添え書きしていただければ充分です。

●その他の注意事項
・楽しく書きましょう。楽しく読みましょう。(最重要)
・お題はそのままの形で本文中に使用してください。
・感想書きは義務ではありませんが、参加された方は、遅くなってもいいので、できるだけお願いしますね。参加されない方の感想も、もちろん大歓迎です。
・性的描写やシモネタ、猟奇描写などの禁止事項は特にありませんが、極端な場合は冒頭かタイトルの脇に「R18」などと添え書きしていただければ幸いです。
・飛び入り大歓迎です! 一回参加したら毎週参加しないと……なんていうことはありませんので、どなた様でもぜひお気軽にご参加くださいませ。

●ミーティング
 毎週日曜日の21時ごろより、チャットルームの片隅をお借りして、次週のお題等を決めるミーティングを行っています。ご質問、ルール等についてのご要望もそちらで承ります。
 ミーティングに参加したからといって、絶対に投稿しないといけないわけではありません。逆に、ミーティングに参加しなかったら投稿できないというわけでもありません。しかし、お題を提案する人は多いほうが楽しいですから、ぜひお気軽にご参加くださいませ。

●旧・即興三語小説会場跡地
 http://novelspace.bbs.fc2.com/
 TCが閉鎖されていた間、ラトリーさまが用意してくださった掲示板をお借りして開催されていました。

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○過去にあった縛り
・登場人物(三十代女性、子ども、消防士、一方の性別のみ、動物、同性愛者など)
・舞台(季節、月面都市など)
・ジャンル(SF、ファンタジー、ホラーなど)
・状況・場面(キスシーンを入れる、空中のシーンを入れる、バッドエンドにするなど)
・小道具(同じ小道具を三回使用、火の粉を演出に使う、料理のレシピを盛り込むなど)
・文章表現・技法(オノマトペを複数回使用、色彩表現を複数回描写、過去形禁止、セリフ禁止、冒頭や末尾の文を指定、ミスリードを誘う、句読点・括弧以外の記号使用禁止など)
・その他(文芸作品などの引用をする、自分が過去に書いた作品の続編など)

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Re: 即興三語小説 ―二月ってなかったことにされるよね― ( No.2 )
   
日時: 2015/02/06 10:13
名前: マルメガネ ID:4b5Sh0Ac

 某国とその国は戦闘状態にあった。
 そんなある日、傍受した暗号。好転のチャンスとばかりに暗号解読が図られる。
 しかし、その暗号を解くにあたってエラーが出た。
 トランプに例えるならジョーカーを引いたようなものになるかもしれない。
「パンツは旅行中」
 という暗号である。
「我々のメンツにかかわる重要なことだ。直ちに解読を」
 情報部の部長が叫び、局員がキャラメルの粘りよろしくリロードを開始し、ようやくその暗号を解読した結果、
「機甲師団(パンツァー)は出撃せり」
 となった。
 それには、解読した局員も驚き慌てふためいた。
 解読に時間がかかりすぎて、迎撃する余裕する時間はほとんど残されていなかった。
 解読成功の報を受けた軍司令部は上の下への大騒ぎになったが、敵の思う壺にはまることを恐れて、直ちに駐屯している兵力をかき集めて待った。
 しかし、一向に来ない。
 さては偽の情報だったか、と思っている矢先にそれはやって来た。
 機甲師団、つまりパンツァーどころではなく、航空攻撃部隊までもが。
「やられた」
 指揮官が叫ぶ。
 たちまち戦闘が始まったが、多勢に無勢。
 かき集めた兵力ではとてもかなわず、さんざんにやられたあげく全滅してしまった。
 その報は敵国にももたらされた。
「まさか、あんな暗号でうまくいくとは思いませんでしたな」
 某国の暗号の立案者がそう言うと、それを聞いた将軍は
「ああ。そうだね。でも、あれは情報戦といえどもフェアーじゃないね」
と答えた。
 立案者はそれには沈黙した。
 某国とその国の間で和平交渉が行われたのは二年後。長い間続いていた戦闘も終結を向かえ、平和が戻ってきた。
 その国を苦しめた暗号「パンツは旅行中」は、後に伝説となって語り継がれることになるとは、暗号の立案者も将軍も、解読した情報部も知らないことだった。

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