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RSSフィード [112] 即興三語小説 -今週は祝日があったよね
   
日時: 2013/03/17 22:30
名前: RYO ID:alOEpR/6

 明日は大雨らしい。
 雨が降ったときくらい、休みにならないものか。
 そーいえば、水曜が休みだ!
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●基本ルール
以下のお題や縛りに沿って小説を書いてください。なお、「任意」とついているお題等については、余力があれば挑戦してみていただければ。きっちり全部使った勇者には、尊敬の視線が注がれます。たぶん。

▲お題:「発情期」「幼馴染」「ロマン」
▲縛り:なし
▲任意お題:なし

▲投稿締切:3/24(日)23:59まで 
▲文字数制限:6000字以内程度
▲執筆目標時間:60分以内を目安(プロットを立てたり構想を練ったりする時間は含みません)

 しかし、多少の逸脱はご愛嬌。とくに罰ゲーム等はありませんので、制限オーバーした場合は、その旨を作品の末尾にでも添え書きしていただければ充分です。

●その他の注意事項
・楽しく書きましょう。楽しく読みましょう。(最重要)
・お題はそのままの形で本文中に使用してください。
・感想書きは義務ではありませんが、参加された方は、遅くなってもいいので、できるだけお願いしますね。参加されない方の感想も、もちろん大歓迎です。
・性的描写やシモネタ、猟奇描写などの禁止事項は特にありませんが、極端な場合は冒頭かタイトルの脇に「R18」などと添え書きしていただければ幸いです。
・飛び入り大歓迎です! 一回参加したら毎週参加しないと……なんていうことはありませんので、どなた様でもぜひお気軽にご参加くださいませ。

●ミーティング
 毎週日曜日の21時ごろより、チャットルームの片隅をお借りして、次週のお題等を決めるミーティングを行っています。ご質問、ルール等についてのご要望もそちらで承ります。
 ミーティングに参加したからといって、絶対に投稿しないといけないわけではありません。逆に、ミーティングに参加しなかったら投稿できないというわけでもありません。しかし、お題を提案する人は多いほうが楽しいですから、ぜひお気軽にご参加くださいませ。

●旧・即興三語小説会場跡地
 http://novelspace.bbs.fc2.com/
 TCが閉鎖されていた間、ラトリーさまが用意してくださった掲示板をお借りして開催されていました。

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○過去にあった縛り
・登場人物(三十代女性、子ども、消防士、一方の性別のみ、動物、同性愛者など)
・舞台(季節、月面都市など)
・ジャンル(SF、ファンタジー、ホラーなど)
・状況・場面(キスシーンを入れる、空中のシーンを入れる、バッドエンドにするなど)
・小道具(同じ小道具を三回使用、火の粉を演出に使う、料理のレシピを盛り込むなど)
・文章表現・技法(オノマトペを複数回使用、色彩表現を複数回描写、過去形禁止、セリフ禁止、冒頭や末尾の文を指定、ミスリードを誘う、句読点・括弧以外の記号使用禁止など)
・その他(文芸作品などの引用をする、自分が過去に書いた作品の続編など)

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Re: 即興三語小説 -今週は祝日があったよね ( No.2 )
   
日時: 2013/03/21 03:32
名前: 水樹 ID:rtnuyD42

吹けよ春風


 もっと吹ぶけよ春風、僕に力を。神様、どうか心の桜を満開にしてください。
「ごめんなさい」
 見事に散った。彼女はその一言で足早に去って行った。せめてこの春風でスカートの中身でもと、男ならではのロマン、発情期さながらのよこしまな考えの僕に、朗らかな風が容赦なく突き当たる。
 最初から咲いてはいないが、見事に散った。このまま春風に乗って南極で凍えてしまいたいぐらいだ。ああ、暖かい風は南風だから行くのは北極かカナダだ。北極にペンギンは居るのか居ないのか、英語は苦手だなとか、悩んでいる振りをして、振られたショックを無くそうとして立ち尽くしている僕に、
「ドンマイケル」
 お尻に蹴りを喰らわせる。
 ドンマイケルのケルは蹴るらしい、良く分からないが毎度の事、男勝りの幼馴染みのユカリに蹴られる。僕が振られるのはいつもの事だった。
「いてて」
 お腹は痛くないけど僕はうずくまる、振られたショックで泣きたいからだ。
「強く蹴り過ぎたかな」
 多少、天然が入っているが、一応は心配してくれる。
「大丈夫、この桃尻はちょっとやそっとじゃ…」
 お尻を摩りながら見上げるとそこには満開の桜が、いや、ピンクの下着が咲いていた。春風ありがとう。
 キャッ、とスカートの上から抑えるユカリにキュンとした。胸が高鳴り、股間に血が巡り、僕の立派な桜木が開花しようとしていた。
 立つに立てない状況で僕は、膝を付け、
「信じて貰えないけど今、僕はユカリに恋をしたんだ。心奪われたんだ。僕と」
 押し倒され、言葉を奪われた。厳密に言うと唇を奪われた。舌を絡める馬乗りのユカリを、僕の千年桜は突き上げていた。春風とユカリの温かさに包まれる。
 何かもう、色々満開だ。



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