Re: 即興三語小説 ―第105回― 梅雨の長雨をぶっ飛ばせ ( No.13 ) |
- 日時: 2011/07/02 19:12
- 名前: 脳舞 ID:a7wswWew
>ウィルさん 女装という一捻りがあるのがコミカルなテイストと合っていて良いですね。秋穂と奈緒、どちらかは別にいなくても……と思ったのですが、先の一捻りのためには女性が二人必要なのでそういうわけにもいかなそうで。もう少し喋らせてほしいというか、話に絡ませて欲しかったかなあと思います。それにしても透の非道っぷりが凄すぎて面白いです。容赦がないにも程が。
>春矢トタンさん 不思議な雰囲気ですね。最初は幸裕が蜘蛛の化身(というか、擬人化? もちろんオス)か何かだと思ったのですが、さすがにそれは違いました。「くもがいるよ」と気を惹こうとしたセリフだけで蜘蛛のいる描写がないのでそんな埒もない想像になってしまったのですが、それこそ拾ってきた猫が人間化して「ご主人様にゃん」みたいなことを喋り出すような、何のエロゲーだかわけがわかりません。これって想いは一方通行なのでしょうか。せつなくて好きです。
>二号さん おとなのお話、という気がします。いや、別に性的描写があるからというわけではなくて。 雑居ビルの一室はいわゆるハッテン場ですね。何故かこういう場所には小汚い中年の男性が妙に似合いますね。 康介と純一の間の接触が描かれていないのは、そういうものがなくてもちゃんと繋がっている関係だということなのでしょうかね。異性であるならともかく、自身を同性愛者だと認識している同士でこの距離感はなかなか珍しいような気がします。そんなことをしても子供ができるわけではないから、という諦観も少し入っているようなやるせなさもあり、それだけに悠太を加えたこの微妙な関係が崩れることに対する怯えもあって、苦い話でした。
>境さん ご自身で中二病がと仰っているのは照れ隠しだと思うのですが、正直に言えば読んでいてこっ恥ずかしい気持ちになります。ただし、心地良いこっ恥ずかしさなのですが。青春って素晴らしい。 ピアスの穴は心の穴、でも穴があるからこそ埋めることも可能……あれ、なんか変な意味になんてなってませんよね? 今回の作品の中で群を抜いて文章が綺麗なことにちょっとした嫉妬が。
>自作 変態だー。 縛りで涼の性別がバレバレなので、なんというかドッキリに引っかかる芸能人をニヤニヤしながら眺めるテレビ番組のようなつもりで書いてみました。アイメイクの下りは書いている私が楽しいだけなのでバッサリとカットして良かった気がします。あと後半が雑。 バイオレット(すみれ)はゲイの色だとか、どうでもいい小細工が入っていますが、別に何に生きているわけでもなくて本当にどうでも良かったです。もっと短くまとめる力が欲しい。 境さんが仰られているように、意外にも百合がありませんでしたね。私、別に縛りに関係なく参加した三語の三回に一回くらいは百合を書いているような気がするのですが、今回は珍しくBLを書いてみました。とはいえ、ビジュアル的にはやっぱり百合方面。同性愛ってSF設定の話だと作りやすいんですよね。安易ですけれど。一番の理由は単純に好きだからではありますが。
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