Re: 即興三語小説 ―第105回― 梅雨の長雨をぶっ飛ばせ ( No.11 ) |
- 日時: 2011/07/01 02:22
- 名前: 二号 ID:ywxSwCsM
ウィルさん テンポのいい会話、コミカルな演出、動きのあるキャラクター。ううむ。うまいなあと思いました。 >「勝負方法は文芸部らしく、」「わかった勝負だな」「作品『クモの糸』に基いて」「お前が勝負するといったんだぞ」「旧校舎にあるクモの糸を」「とりあえず、歯をくいしばれ」「どれだけ集められるか……近いぞ、観音寺」「倒れろ」 笑いました。観音君ひどいですね。 難癖をつけるとするならば、後半になるにしたがって篠宮先輩の影が薄くなってしまっているような印象を受けました。それでも登場人物にそれぞれに個性がありますね。ううむ。見習いたいです。
春矢さん くもの糸と二人の異質で不安定な関係をリンクさせたのは、とてもうまいと思いました。 和人君はゲームに熱中するあまり、幸裕君の言葉に彼の持つ不安を見出せなかったのかな読ませていただきました。この読み方を前提として考えると、ラストで一人残された和人君についてはもう少し詳しく描かれていたほうが良かったかなと思いました。読み方を間違ってたらごめんなさい。 二人の会話で和人君が、うん、としか言わない演出、すごくいいとおもいます。こういう発想、すごく見習いたいです。
脳舞さん くう、ストレートで来ましたね。女装についての描き方が良く書かれていると思います。知識量と、女装イベントまで持っていく構成力に嫉妬です。 お題の使い方もやられました。お題と任意を自然に全て使っていますね。やられた、と思いました。
境さん これも、ピアスの穴と、向出君の失恋、それと安手君の間接的な失恋(?)による心の変化とがうまくリンクしていますね。 加えて地の文の描写もたくみですね。綺麗な描写だと思いました。 ただ今回のお題的にもっと安手くんはやおやおしてもいいかななんて思ってしまいました。わっはっは。
自作 愛については語れませんでした。わっはっは。面白いテーマだと思っているんですがいかんせん書ききれてないですね。くそー。 でも皆さんの作品を読んで、とても勉強になったと思います。またやりたいです。
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