感想 ( No.11 ) |
- 日時: 2013/06/10 00:36
- 名前: tori ID:zQjsMpXE
> 星野日さん
へんたいだ! へんたいがいる! ちょっとへんたい過ぎて、おまいうなオチの威力が削がれているのがもったいない。短いながらにオチてるのは凄いというか、さすがというか、これこそ掌編だよね! という感じなのに。 とりあえず、ペロはやり過ぎじゃないかなと思いました。 へんたい><
> ひさん
情念が濃いですね。恐い。以前も思いましたが、硬質な文章と狂気とがほんとうによくマッチしているというか、お互いを助長しあっているのが惚れぼれとします。 しかし、と、篠田明美の描写がすごくいいですね。彼女が小説家であること資産家の娘であること中学時代に同性の二人の女に恨まれたこと、そして山野愛子がバーで行きずりの男(もしくは女?)と一夜を過ごそうとしているとか、すべてが無駄なく篠田明美というひとを描いていました。よかったです。
> 『人工島の猫』卯月さん
いいですね。 厚塗りな描写が読み応えにつながっていたと思います。それによって現実なのか幻想なのか分からないケンケンの味につながっていました。 そしてやっぱネックは岩絵具と白ビールですね・・・扱いが難しい。
> 『三題漫才』しんさん
出鼻でいじって、そのあとネタ出しして。漫才は詳しくないけれど、笑点なんかでときどき見る漫才がたしかにこんな感じでした。 話芸が加わるとすごく化けそうですね、うん。
> 『伝えたい』Azuさん
やさしいお話ですね。 さりげなく「タイムマシンの開発」というキーワードがあってするりと物語を読み解けました。欲をいえば、それなら美術館の雰囲気をもっと出したほうがよかったかも、と思いました。 未来の絵を展示していたのか、そうでないにしてもキーポイントなわけですし。 ほっこりしました。
> 『1941年、ドナウエッシンゲンにて』Φさん
よい雰囲気でした。 それだけに、ちょっと物足りないかなとも思いました。何か目に見えないものに引っぱられている感じがして、それが分からないぐらいにお話が展開するとよかったのかもとか。なにか大事なことを秘めて、伝えないというか、ちょっとしたもどかしさがありました。 ラストの「黒い森(シュヴァルツシルト)」の歌詞引用はキザだけど、カッコ良かったです。
> 自分
ダイナーで白ビールとか考えたけど、入れ込んだからタイムオーバーしそうだったので諦めました。くそー、ですね。いや、そもそも高校生を登場人物に選んだのが間違いな気がしないでもない。計画性のなさが目立つぜ・・・orz
> 『えもいわれぬ』しんさん
なんていうか、爆ぜろ、ですね。 通じあっているのに信じられないというのは、切ないというかもどかしいというか、爆ぜろ、です。うらやましくなんかない。 あと100%好みの問題ですが、文章のテンションのON/OFFの振れ幅がきつめかなと思いました。その緩急がいいっていうひともいれば、もっとなめらかなほうがいいというひともいると思うのだけど。
|
|