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RSSフィード [181] 即興三語小説 ―7月です。今年も半分が終わりました― 期間延長します7/13まで
   
日時: 2014/07/06 22:18
名前: RYO ID:k3BWTglw

 洗濯物は増えるのに、梅雨はまだ明けません。
 蒸し暑いこのごろ。休日出勤とサービス残業を経て、研修資料を作りましたとさ。
 さて、梅雨ということで文章テーマ「雨」にしてみました。
 あんまり開いたことが無かった比喩表現辞典(オイ)
 雨を糸で表現してあるのが目について、ほほうとうなったり、
 「納豆のように糸を引く」とかもあって面白かったです。

 昼休みにポメラもって、食堂やらでどうにか三語をかけないものか思案中。

 ……投稿が無かったので期間を延長しますが、
 休み時間って結局まともに取れないことが多かったんだけど……。
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●基本ルール
以下のお題や縛りに沿って小説を書いてください。なお、「任意」とついているお題等については、余力があれば挑戦してみていただければ。きっちり全部使った勇者には、尊敬の視線が注がれます。たぶん。

▲お題:「遼遠」「一発逆転」「落雷」
▲表現文章テーマ(任意):雨
例文「板葺きらしい屋根に一寸釘でも敲きつけるように雨が降り続いていた」(有島武郎 或る女)【比喩表現辞典 中村明著】
例文「しとしとと絹糸のように降りつづけている」(田宮虎彦 絵本)【比喩表現辞典 中村明著】
▲縛り:なし
▲任意お題:「エルニーニョ」「銃刀法」
▲投稿締切:7/13(日)23:59まで 
▲文字数制限:6000字以内程度
▲執筆目標時間:60分以内を目安(プロットを立てたり構想を練ったりする時間は含みません)

 しかし、多少の逸脱はご愛嬌。とくに罰ゲーム等はありませんので、制限オーバーした場合は、その旨を作品の末尾にでも添え書きしていただければ充分です。

●その他の注意事項
・楽しく書きましょう。楽しく読みましょう。(最重要)
・お題はそのままの形で本文中に使用してください。
・感想書きは義務ではありませんが、参加された方は、遅くなってもいいので、できるだけお願いしますね。参加されない方の感想も、もちろん大歓迎です。
・性的描写やシモネタ、猟奇描写などの禁止事項は特にありませんが、極端な場合は冒頭かタイトルの脇に「R18」などと添え書きしていただければ幸いです。
・飛び入り大歓迎です! 一回参加したら毎週参加しないと……なんていうことはありませんので、どなた様でもぜひお気軽にご参加くださいませ。

●ミーティング
 毎週日曜日の21時ごろより、チャットルームの片隅をお借りして、次週のお題等を決めるミーティングを行っています。ご質問、ルール等についてのご要望もそちらで承ります。
 ミーティングに参加したからといって、絶対に投稿しないといけないわけではありません。逆に、ミーティングに参加しなかったら投稿できないというわけでもありません。しかし、お題を提案する人は多いほうが楽しいですから、ぜひお気軽にご参加くださいませ。

●旧・即興三語小説会場跡地
 http://novelspace.bbs.fc2.com/
 TCが閉鎖されていた間、ラトリーさまが用意してくださった掲示板をお借りして開催されていました。

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○過去にあった縛り
・登場人物(三十代女性、子ども、消防士、一方の性別のみ、動物、同性愛者など)
・舞台(季節、月面都市など)
・ジャンル(SF、ファンタジー、ホラーなど)
・状況・場面(キスシーンを入れる、空中のシーンを入れる、バッドエンドにするなど)
・小道具(同じ小道具を三回使用、火の粉を演出に使う、料理のレシピを盛り込むなど)
・文章表現・技法(オノマトペを複数回使用、色彩表現を複数回描写、過去形禁止、セリフ禁止、冒頭や末尾の文を指定、ミスリードを誘う、句読点・括弧以外の記号使用禁止など)
・その他(文芸作品などの引用をする、自分が過去に書いた作品の続編など)

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メンテ

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Re: 即興三語小説 ―7月です。今年も半分が終わりました― 期間延長します7/13まで ( No.1 )
   
日時: 2014/07/10 20:44
名前: マルメガネ ID:Qsp5siOk

 『題名なし』情景の描写 


 遠雷が轟き渡るのが聞こえる。
 雨の匂いを含んだ湿った風が吹き、変に蒸し暑い。軒に下げられた風鈴が涼しげな音を奏でるが、それどころの蒸し暑さではない。
 遼遠の海洋で発生しているエルニーニョの影響なのかそうでないのかはっきりしない急激な気象の変化に先が思いやられ、ここは一発逆転でラニーニャ現象が起こらないものかと密かに思ったりもする。
 遠くで太い光の柱が暗くなった空を切り裂き二筋三筋地上に落ちた。落雷である。
 その瞬間に停電があり、唯一蒸し暑さを吹き飛ばしていた扇風機が止まった。
 そのうち叩きつけるような激しい雨が遠くから音を集めて降り出し、泥臭いようなどう表現すれば良いかわからない土の匂いを巻き上げる。
 激しく叩きつける雨。
 鳴り渡る雷を聞きながら、愛用の万年筆をいじり、湿った原稿用紙に滲むインクに悩みながら何かをしたため、停電の回復を待つ。
 激しかった雷雨が普通の雨に変わる頃、ようやく停電が回復し、扇風機が作動し首を振り、蒸し暑い空気をかき乱し吹き飛ばし始めた。
 いきなり作動した扇風機の風に書きかけの原稿用紙が散り散りに飛び床に投げ出される。
 それを拾い集めて外を見やると、雨は漂うようにして降る霧雨に変わり、空も幾分明るくなっていた。雷雨が去ったのだ。
 拾い集めた原稿用紙を机に置き、扇風機を停めて外に出ると、蒸し暑い空気はそこにはなく変わって湿った重い空気に満ちていた。


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久しぶりの参加です。これといった筋はありません。情景の描写になりました。

メンテ

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