Re: 即興三語小説 -「山桜」「烈風」「五十年」 ( No.1 ) |
- 日時: 2016/04/14 07:40
- 名前: ねこむ ID:zImRcqUg
ぼくは、酒を、浴びるほど、飲んづぁ。見上げた、山桜。の色彩に、どこまで、も、見とれ、溺れ、て、言葉がぽろり、porori、prr、わすれられ、つつ、見あげた、さく、ら、ら、らら、ら、らら、ら、らら、ら、らっか、ゆるやかな。 ふゆぅ、する、くぅちゅうを、花びら、ひだりが、みぎの、みぎの、ひだりが、ぬうように。うみに投げ入れた、かいがらに似たように、らっか、す、る。あ、ふ、れ、ひろがる、ももいろに、めまいの、する、むりのない、むじゅうりょく。プールのあとの、ように、みみのあなに、はいってる。 花びら、ら、らら、ら、ら、ら、らら、みぎ、ひだり、回転、ぐるり、目を回す、吐き気。込み上げてきている。卒倒、の、黒い影。 烈風。に! 目覚め、上体を起こす。腰の内部が、痺れた発電機で重い。腰が古い5-56。それは、それ(等加速運動)で、時間が、速度、軽業師の、軽妙さで、思いもよらず経過してしまっていた。いつのまにか終わった、春の電車を、ぼんやりとみおくった、その日に、飼っていた犬が死んでしまったので、精神を、病んだので、かさぶただらけの、枯れた大地に、立つことを強いられ、根も張れない草となり、目玉、がさがさ。やつれ、カスカス。それがどうした。ぼく、ガルシア・マルケス。……五十年の孤独。が、訪れた。 失われた、ものを、大地を、駆け巡りながら、探した。失われてしまったものはどこにゆくんでしょうか、一体。と思っていた矢先に、失われたものが、米軍基地の有刺鉄線越しに、うずくまってるのを、見つけて、侵入したら、射殺された。春が、出会い、とか、希望とか、あまったるい別れ、とか、なんとか、のうてんきなこと、言う、やつは、みんな、うらやましいので、死ねばいい。そんな春を知らない。春は、みずっぽい脳によって、ロマンティック神様に仕立て上げられているのだが、本当の、は、る、は、桜の黒っぽい幹が、黒服の、西洋の魔女に、似ています。彼女が袖を振り上げると、桜の枝が大きく広がり、無数の花びらが落下して視界を覆う、ももいろに、ぼくは押しつぶされる。吐き気する美しさ?うらやましさとか?によって、全部?わすれ、五十年にわたる、醜い、自分が、あとかたもなく、溺れ、て、ぐるり、卒倒。
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