Re: 即興三語小説 -「真夏の夜の夢」「いたわり」「消化不良」 ( No.1 ) |
- 日時: 2015/08/14 18:21
- 名前: マルメガネ ID:Hx9qbUyk
消化不良を起こして唸り、また三語のお題もまた消化不良になって両方で苦しむ。 これが真夏の夜の夢のひと時であってほしいと願うばかり。 いたわりも考え付かず、ただ痛む腹を抱え胃腸薬を服す。 そしてまた物語の一行なりとも考えるのだが、そうもならずにただの駄文になるばかりで、ヒグラシが鳴きいくぶん涼しい風が来ても、眉をひそめ汗まみれの手を止めつつ、また悩み苦しむ。 ああ、真夏の夜の夢であって欲しい、と願いつつ。 浮かんでは消えてゆく素案を脳内に巡らせ、再び溜息をついたときは夜になっていた。
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