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RSSフィード [8] うろ覚え名言劇場
   
日時: 2011/01/08 00:42
名前: 片桐秀和 ID:me/KDOio

 よってらっしゃいみてらっしゃい。
 うろ覚え劇場の始まり始まりー!

 ということで、なかなか寝付けず横になっていると、ふと思い立った企画を密かに始めたいと思います。どういうことをするか。あなたの好きな小説の名言(名文や名セリフ)をうろ覚えで書いてみよう、という企画です。大切なのは原書を確認してはいけない、ということです。あくまで「今」自分の中に残っている形の名言をここに書いていってください。

 人間の記憶は不確かなもの。そんな人間の頭の中で名言がどう記憶され、変換、美化されているかを調べるという学術的意味合いは、おそらくありません。とはいえ、物を書く人間ならば、記憶が曖昧だろうと、自分の心の中にある言葉の力を再構成するにはきっと何か新しい発見が、あるような、ないような。ま、楽しいかもしれない、と思ったのが主たる動機です。

 このスレッドに書き込んだあと、原書を確認して、あれ全然違うじゃん、や、もしかして自分の言い回しの方が良くない? と思うかどうかはあなた次第。楽しめそうならどうぞご参加を。

 なお、書き込む名文は一言~数行程度にしてください。まるまま引用となると(うろ覚えだとしても)、著作権が絡むおそれもあるので。万が一スレッドが突然消えたら、ごめんなさい。

 ということで、こっそり開始します。

メンテ

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Re: うろ覚え名言劇場 ( No.11 )
   
日時: 2011/01/14 12:34
名前: ω ̄) ID:WqmUIMJI

あたしをあたしと認め、駆け寄って来たのは 犬だけであった。
 
『帰還』;矢部透

[オデユッセイア]オデユッセウスが、20年振りに故郷の島イタケーへ乞食姿の老人になって帰って来た時、彼を彼と認めて駆け寄ったのは、老犬アルゴス一匹だった。誰一人、彼がこの島の領主だとは気付か無かった。しかし、まう立ち上がる気力の無かった犬虱だらけのアルゴスは、横たわったまま、尻尾を振って主人を迎えたが、その直後 ・・・。~ホメーロス

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