「冷たい話」で1行~2行の作品を4人で百話作るまでみんな寝れない
ビルの屋上で昼寝していると、死にたい死にたい死んでやるという男の叫びが聞こえ、それがセミの鳴き声みたいでうっとうしく、えいやと男の背中を押してみた。男はあっさり落ちてしまい、一応死んだか確認しにいくと、男は瀕死の様相だった。男が助けを求めるかのように差し出す手がパーに見えたので、こちらはチョキを出すと、男はそれで息を引き取った。