感想と反省 ( No.6 ) |
- 日時: 2012/06/10 11:52
- 名前: HAL ID:hF6i43Ls
- 参照: http://dabunnsouko.web.fc2.com/
> 脳舞さま
へんたいだー! 男装の女子はたいしてなんとも思われないのに、女装の男子となるととたんに倒錯扱いされるのはなぜなんでしょうね……世間の視線は男性に厳しい。……似合っていれば許されるかもしれませんが。
家の中での秘密の趣味にとどまらず、新しい世界への扉を開けちゃったんですね……彼らの人生に幸あれ。
> マルメガネさま
人を呪わばなんとやら。彼は歩けない体になりつつも命をとりとめたのに、呪った彼女の方は命まで奪われてしまうというのが皮肉です。代償は大きかったですね。
しかしこの男、付き合っていた女が死んでいるのに、平然と素知らぬふりをしているのか? そう思うと、何気にとても怖い話のような気がします。
> 片桐さま
かれの強がるようなつぶやきが切ないですね。持ち主の女性は、まだ人形に感情移入できる心を持っていながら、あえて片方を捨てなくてはならなくなったというのは、どういう状況だったんだろう…… > 僕は人形だから、物覚えがよくない。 この一文がすごく切ないです。
余韻を残すのに長文はいらないんだなと、あらためて感じさせられて、いつも話が冗長になるわが身を振り返り、妙に悔しいです。掌編を書ける人間になりたかった……
> 反省文
オチがないよ! あれです。心のない人形のような人間だと、彼女自身は自分でもそう思っているけれど、ほんとうに心がないなんてそんなわけがあるか、的なオチにしたかったんです…………無念。
読み返してみて、文脈の力というものをまるで使いこなせていない自分を感じました。いわゆる三人称の神視点、登場人物の視点の外のことを語る語り手の練習をしたかったのですが、やっぱり難しいです。精進します。
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