紅月セイルさん「孤高のバイオリニスト」のリライト+otherへの感想 ( No.53 ) |
- 日時: 2011/02/10 07:40
- 名前: 星野田(感想 ID:DWDZ7GTQ
>リライト作品『夜に溶ける』( No.8 )HALさん 両方ドロンちょ!(?) 彼だけというのは思いついたけども、両人共というのは考えなかったなあ。バイオリン弾きにだけ見えているような描写でしたが、彼にだけ彼女に気づいた理由はなんだったんだろう、と思うのは無粋かな(物語の主軸はそこではないですしね)。これは個人的な想いですが、かの男女には死霊ではなく生霊であってほしいな、みたいに読んでいて感じました。交通事故とかで二人とも意識を失って三ヶ月がたった。ある日二人がほぼ同じ日に目を覚ます。男の子は「なんだか歌に呼ばれているような気がして」と語り、女の子は「素敵なバイオリン弾きさんとあった夢を見たの」と笑った。みたいな。とかってに話を作ってみました(ぁ 儚げな雰囲気が素敵な作品だったと思います
> 歌の奇跡 ( No.23 ) ウィルさん 「歌が世界中に広まる」「歌を知ることで帰ってくる彼」「それをバイオリン弾きに語る話の流れ」などの設定というか、物語の流れが実にスムーズ…そうか、こう書けばよかったのか。「女が歌うのは戦いに出向く兵士が家族に向ける歌」というくだりが、歌う彼女が今まで生きてきた歴史を感じさせる設定で素敵でした。さりげなくこういう演出をつくれるのはかっこいい。 読み終わって「あれ?」と思ってのが、冒頭で「明るい雰囲気の町に追い出されるように郊外に出た」「私は嫉妬した。そこまで彼女に想われる男と、そこまで人を好きになることができた女に」という下りから、この語り手にも何か物語があるに違いない。と思わされたのにそこには触れられず話が終わってしまったことでした。悔やまれる悔やまれる!!!(ぇ とにもかくにも、よいリライトだったとおもいます。HALさんも感想でおっしゃっていますが、詩から物語を起こそそれを読み比べるのって楽しいですね!!!
>「バイオリン弾きのゴフシェの奇跡」/紅月セイルさん「孤高のバイオリニスト」に宛てて ( No.32 ) おさん ちくしょう!このやろう!(ぁ いい物語だ…!! ラストで描かれる、「みんな忘れてしまったけど、彼が幸せにした家庭ではことあるたびに『あのバイオリン弾きさんが』と話題に上がる」というバイオリン弾きのあり方が。+゚((ヾ(o・ω・)ノ ))。+シュキーー! でした。…いま満喫で感想打ってるんだけど、変換がすごいな。「好きでした」の変換ですごいのでた。うん。 全体的に上手い、いや美味い作品でした。ちくしょう。ほんとちくしょう。
>『河のほとりにて』 紅月セイルさん「孤高のバイオリニスト」のリライト作品 ( No.36 ) つとむュー さん 「君はポツリとありがとう。彼岸過ぎたら僕の部屋も、あたたかくなる」みたいな 呼び止められた名前が似ていて立ち止まる。という話の導入が自然だなあ。きれいにしめくくられる話ですね。奏でられる曲が副題になりそうな雰囲気があって、よいとおもいました。改変まえは読んでいませんが、まとまりのよい、良い物語になっているとおもいました。男女両方ともがでてきて、お互いがピアニストに相手のことを語るというのが、思いつかない展開というか、こういう書き方もあるのになんでやらなかったんだろう、自分、とか思いました… ちょっと思ったのは、この話は鷹斗を主軸において展開していますが、盲目の彼に女や男が語るという物語構成なのならば、風景描写といか、光景の描写はあえて書かないほうがまとまりがいいように思います。さざなみや汽笛の音で波や船の存在を感じるのはとてもいいとおもうのですが、水面に写る橋なんかはちょっとじゃまかも、みたいな。感想として…!!
>自作 歌う彼女が音痴、というのはなかなか良い設定ではなかったかなと思ったりする。自歌自賛でした。
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>『ノワール・セレナーデ』 原作:紅月セイルさん『ノワール・セレナーデ』 ( No.51 ) とりさとさん これは絶賛しないではいられない!!! 城戸君の立場が原作とはずいぶん変わりましたが、これはありですね。っていうか、うわーやられた。読んでいてきゅんきゅんしました。続きはいつでしょうか!!!(ぁ ここにもう一人、渋いおっさんとかが出てきたら個人的には最高だなとか、いやなんでもありません。 しかし餌とはひどい…城戸君の扱われのひどさと、でもへこたれない彼の態度が素敵過ぎますね。いいもん読んだ!!
ところで、ふと思ったこと。弥田さんの「Fish Song 2.0」とミックスして「孤高のバイオリニスト」をかけはしないかとか、いやなんでもありません。
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