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RSSフィード [26] たねがなくともそっきょーうし
   
日時: 2011/06/20 01:59
名前: 端崎 ID:iWAUBd26

即興詩です。
お題は「淫祠」。
直接つかっても、つかわなくても。
時間は今晩三時くらいまで。

ではどーぞはりきっていきましょい。

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Re: たねがなくともそっきょーうし ( No.3 )
   
日時: 2011/06/20 02:58
名前: 弥田 ID:hwurIi6k

黄昏は血液みたいに真っ赤な色で、
少女の中を、流れる夕べだ。

細い白い首筋を、ナイフで裂いたらいいのだろう。
いいや、それすら必要でないのだ。
その柔肌は、触れるだけでも血がにじんで、
だから、
いつだって、上気したような赤色に、穢されている。

彼女の体にはたっぷりと、男の視線が注がれて、いるから。
それだけでも血がにじんで、
だから、
いつだって、上気したような夕べだ。

みな、この時を楽しみにしている。
うかれた気持ちでこの時を迎える。
夜は闇にまぎれるから。
なにもかもが呑まれるから。

だけど今は黄昏で、
塗りつぶされた空、は圧倒的な赤色で、見上げる少女の、
ため息はやけに官能的に響いた。

処女の血で溶いた赤い顔料を、筆先にそっとつける。
少女の身体をなぞったなら、内から外から赤に染まる、鮮やかな夕べだ。

ーーーーーー
眠気のせいということで……!

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