じゅじゅわん ( No.1 ) |
- 日時: 2011/06/20 02:34
- 名前: 端崎 ID:iWAUBd26
やつでのとかげをよみかえし、またあっさりと日が暮れる。
あがなう樹木のふしくれだった、ひだりの腕を、夏に折る。
夏のまろみを名前にかいて
みつき、今夜を、型に嵌め
うたうなみだをなずませた
(白髪の夢ははばたきばかりをくくりつけてくるようで/ しゃべることもできない蛇です)
みとせもまえに、くすりゆびは かじられた。
うたばかりうたっていたね。
いまちょうど声が嗄れたから、
あなたに会いにゆく気もない。
雨音にのって、西のほうまで、
自転車の速度がとどくといい。
いまちょうど、またうたのようだから
雨が降るのはなんとなくこまる。
かど、折れろ、
(またおうたうたって) (またおうたうたおう)
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