トンカツはおいしい |
御前崎に行った。 特に感想はない。 海ばかりが見えた。 水平線の向こうに私の住む国があるのだろうか。 あるわきゃない。 そう現実に戻った時、腹の虫がぐぐぐーっ! と鳴り、思わず親指を立てた。他人から見たら水平線を見つつ親指を立てる変な女が一人立っているだけだが、構わず立てた。 そうだトンカツを食べよう、蟹でも海老でもなくトンカツなんだ、そうに決まっている、と近くの飲食店に入った。 そして伊勢エビの味噌汁定食を注文した。 トンカツはおいしい、ではなく味噌汁はおいしいにタイトルを変更した方がいいだろうか。 完 |
御前崎ぶーこ
2016年09月29日(木) 18時29分53秒 公開 ■この作品の著作権は御前崎ぶーこさんにあります。無断転載は禁止です。 |
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No.1 昼野陽平 評価:30点 ■2017-10-16 17:05 ID:53q5Jg1XSBY | |||||
読ませていただきました。 小説を舐めきっている姿勢が皮肉でもなんでもなく良いなと思いました。 ラストの「完」が受けました。 もうちょっと長いものも読みたいなと思います。 自分からは以上です。 |
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総レス数 1 合計 30点 |
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