フォーミュレーション |
女を感じない、いや、女を感じたくはなかった双葉が、胸の谷間を見せつけ誇示するように、胸元がざっくりと開いた赤紫色したトップスを着ていて、ああ、いけないものを見てしまったと思うも、後の祭り。 その気まずさは、小学校のときに友だちの家で、かくれんぼをしていて友だちの母親の着替えを見てしまったときの気まずさに、少しだけ似ていた。 大きな乳輪と、コルク栓みたいに突き出た乳首。あのとき見た乳房をぼくは未だに鮮明に憶えている。 友だちのお母さんは、その時、実はぼくが覗いているのを知っていて、知っていながらも叱りつけることはなかった。ただ、目を開けると目が潰れるよと脅すようにいって、甘く匂うような裸体を晒していた。ぼくは、それを薄目を開けて見ていたというわけだ。 そんなことを考えながら、気まずさをぬぐいさるためだからと自分に言いわけしながら、思い切って双葉の大きく開いた胸元に手を滑り込ませると、ブラをずり上げ、乳首に吸い付いた。 そして。 ほんとうは、世界中の誰よりもいちばん双葉のことを愛している、そう思った。自分の妹であることを除けば、ふたりが愛し合うことになんの障害もなかった。 |
奥沢ミツル
2012年12月02日(日) 15時16分09秒 公開 ■この作品の著作権は奥沢ミツルさんにあります。無断転載は禁止です。 |
|
この作品の感想をお寄せください。 | |||||
---|---|---|---|---|---|
No.3 赤潮 評価:10点 ■2012-12-14 17:01 ID:OlMsmMDwkWU | |||||
読みました。 物足りない。どうせならもっと濃密に。 第一文が頭に入りにくい。狙って、わざと単語を並べ替えているのかもしれないけど、この作品には逆効果だと思う。 |
|||||
No.2 奥沢 評価:0点 ■2012-12-09 00:48 ID:MoCvENvvWTk | |||||
サニーさま。 ま、これは、半分ほんとうで、半分ウソなのですが、姉というので思い出しました。いましたよ、一目惚れしてしまうほど美しいお姉さんが。 友人の姉ではなかったのですが、もう会った瞬間に恋してしまって、離れ難くなり、結局、家までついて行ってしまったことがありました。 小学生の頃でしたけどw ご感想、ありがとうございました。 |
|||||
No.1 サニー 評価:40点 ■2012-12-05 22:58 ID:8e1Jm3WWRKk | |||||
拝読しました。 こういった禁断の愛は、僕の大好物なので短いのが本当に残念です。 あとこれは、個人的な趣味なのですが友人の母よりは、友人の姉のほうが萌えます。 これは、僕の友人の母があまり美人ではなかったのでそう感じるのだと思います。 奥沢さんの友人の母は、美人だったのでしょうね。羨ましいです。 |
|||||
総レス数 3 合計 50点 |
E-Mail(任意) | |
メッセージ | |
評価(必須) | 削除用パス Cookie |