いっちゃんとリオ。
　2004年春、僕はいっちゃんに出会った
「リオ君おはよう！」
「おはよう」
いつもと同じ、いっちゃんが挨拶をする。
「昨日のテレビ見た？」
「あー見てないや、塾だったし」
「そっかぁ〜塾行ってるんだっけ」
「先週も言ったじゃん！？」
「あはは、そーだっけかぁ〜」
ーいつもの会話。
いっちゃんの本名は伊世(いよ)、でも自分でいっちゃんって言ってるからいっちゃんそして僕はいっちゃんが好き。
「今日、朝会だって！早くいこー♪」
「おわっ待っていっちゃん！」
…何度見てもいっちゃんは可愛い。
でもいっちゃんは好きな人がいるんだって一昨日、顔を真っ赤にして話して来た。
だから勝ち目ないことくらい知ってたんだ
(リオ君さっきから元気ないなぁ)
「ねぇいっちゃん」「ふえっ！？」
「さっきからボーっとしてどうしたの？」
「えっいやっあの、なっなんでもないよ」
「ふーん、そう」
…今日ホワイトデーか、いっちゃんになにあげようかな…
「...早く朝会終わるといいのにねー」
「だね。」確かに今の校長は話が長い、でもいっちゃんと一緒にいられるから別にいいんだ。　(...告白しよう..今日...)
<放課後>
　僕はいっちゃんに告白します。
「ねぇリオ君」「ん？」
「チョコ美味しかった？」「うん」
「ねぇいっちゃん」「なぁに？」
「好きだよ」「うん..へ？」
「僕はいっちゃんが好きです」
「...恋愛..感情？」「はい」
「いっちゃん、僕と付き合ってください」
「..いっちゃん好きな人いるって一昨日リオ君に話したよね？」
「そんなの知ってるよ」
「好きな人ってリオ君だよ？」
「...え？」「だから！」
「いっちゃんが好きなのはリオ君なの！」
ーこれは夢？(頬をつねる)痛い...本当！！
その瞬間、僕はいっちゃんに抱きついた。
「僕いっちゃんを必ず幸せにするから」
「...よろしくお願いします///」

…あぁそろそろ行かないと、妻が待ってる
「リオ君？何書いてたの？」
「秘密！ほら、行くよいっちゃん」
「はい。ダーリン♪」「照れるから//」

終わり♪
歌菜
2011年10月20日(木) 01時28分49秒 公開
■この作品の著作権は歌菜さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
初めて書いたので厳しいコメントも待ってますw
この作品の感想をお寄せください。
No.5  歌菜  評価：--点  ■2011-11-15 20:11  ID:YK3wjIlw37Q
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本当に皆さんありがとうございます！
皆さんの作品も是非ご拝読させていただこうとおもいます(> <*)
No.4  デストロータ  評価：--点  ■2011-11-15 20:09  ID:YK3wjIlw37Q
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とにかく可愛い！！
切なすぎて昔を思い出しますよw
あとはやはり書き方を工夫してみては？
僕も上からは言えませんが(汗)
いい線いってますよ(^ ^)

頑張ってくださいね！
No.3  働かざるもの  評価：0点  ■2011-10-23 20:10  ID:g0oXpK80KzY
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いや、なんかこう、うらやましい内容でした。

こんなことここで書くのもおかしいんですけど、今日、ずーっと好きだった人に「あなたの相手するとおもう」なーんて、冗談めかして言われ、気力ゼロになっていたところです。

内容に関してのアドバイスできず、もうしわけありません。

ただただ、うらやましいのです。
No.2  歌菜  評価：--点  ■2011-10-22 16:14  ID:YK3wjIlw37Q
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ありがとうございます(> <)
頑張ります！！
No.1  Phys  評価：30点  ■2011-10-20 22:48  ID:1de82lzNo0Q
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拝読しました。

かわいい！！　なんだか自分が小中学生の頃を思い出しました。なんて、私も
歳をとってしまったなぁ……、とか思いつつ、楽しませて頂きました。会話の
端々から甘酸っぱい雰囲気が伝わる、素敵なお話ですね。

>昨日のテレビ見た？
普通だったら、昨日の月９見た？　とか、ひみつの嵐ちゃん見た？　みたいな
特定をしてしまうと思うのですが、確かに、あの頃ってそういう訊き方をして
通じてしまうところがあったなぁ、と思いました。

なんというか、みんなある程度見るものが決まっていて、次の日に「テレビ」
と言えば番組が分かっちゃうんですよね。そういうこと、いつの間にか忘れて
いたので、なんだか寂しくなりました。（作品には関係ないですね。汗）

>僕はいっちゃんが好きです
の後で、いっちゃんが冷静に「恋愛感情？」って切り返したのは大人だなぁ、
とおもいました。私なら「うれしいありがとう」って勘違いしちゃいます。
告白の後、これは夢？　と頬をつねったリオくんも微笑ましいですし、二人の
幸せな最後もハッピーエンドで良かったです。

>いっちゃんが好きなのはリオくんなの！
こういうストレートな気持ち、きちんとぶつけられる心を持ち続けたいです。
（なんか老婆心というか、今日は年寄りっぷりが出ちゃうなぁ……）

>今日ホワイトデーか、いっちゃんになにあげようかな
リオくんはいっちゃんに何をあげたのでしょう。二人で帰り道にお菓子でも
買ったのかな、なんて、そんな想像をしました。

あと、最後になりますが、小説には「書き方のルール」みたいなものがある
みたいなので、それに沿ってきちんと書けば、より素敵な作品になると思い
ます。私もこのサイトで小説を書き始めた頃は交通ルール完全無視の運転で
お話を書いていたので、偉そうに注意なんてできないのですけど。汗

心がほっこりするお話をありがとうございました。読めてよかったです。
また、読ませてください。
総レス数 5 　合計 30点

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