チュウテンラジヲ
「私は、あんたの何?」

 藍がここまで怒ったことは、あっただろうか。10年間、ずっと一緒とはいえ、こんなに冷たい声と視線で、あたしを見つめたことはあっただろうか。時が止まったかのように、教室のざわめきが消える。
「私のことを何だと思ってたの? ただの道具? もういい、私は、真宵にとってその程度だったんでしょ。分かった」
 そう言い捨て、藍は自分の席へ向かった。それと同時に先生が入ってきて、教室は、またざわめく。あたしは数秒立ち尽くして、何もいわずに自分の席に戻る。
 原因は、あたしにあった。あたしの一言が、おそらく藍を怒らせたんだと思う。でも、あそこまで怒った藍は、10年間の中で初めて見た。いつもは喧嘩したって、すぐ仲直りするのに。帰りのホームルームの内容なんか、耳から耳へと通り抜けていく。どうして、あんなにも怒ったのか。それが気になった。
 いつもは、ホームルームが終わると「帰るよ」と声をかけてくる藍が、今日は、自分のスクールバックを肩にかけ、一番に教室を出て行ってしまった。あたしは、これはまずい。いつもの喧嘩じゃない。謝らなきゃ! と、急いでスクールバックを背負って、藍を追いかける。藍の長い髪を追いかけて、肩に手をかけた。
「ま……、待って! 藍、ごめん! あたしが、藍が居れば楽が出来るとか言っちゃって、それで……」
 ゼエゼエ、息が詰まってあまり上手に喋れない。そして藍は、あたしが謝り終わるのを待たずとして、
「やっぱ、真宵は何も分かってないよ。あたしのことなんて」
 と言って、スタスタ歩いていってしまった。正解だと思っていた回答が、何の意味もなかった。藍の背中にかかる、長い髪をしばらく見つめ、泣きそうになる。仕方なく一人で校舎へ行き、黒いローファーを履いて、校門を出る。今日は一人だったから、いつもの倍速で校門を出た。二人のときは、いつもローファーを履くだけで3分はかかるのに。
 重い足を、一歩ずつ前に差し出す。信号も赤信号ばかりで、あたしの気分をますます重くさせた。いつもは曲がらない曲がり角を、今日は曲がってみる。このまま、真っ直ぐ家に帰る気にはならなくて、小さい頃に藍とよく行った、にこにこ広場へ行くことにした。この曲がり角も、小さい頃はいつも曲がっていたものだった。広場には、ブランコ、砂場、そしてあたし達が勝手に名前をつけていた、かくれんぼのときに良く使う、おばけ森しかない。昔と比べて、ブランコが少し錆びていた。
 二つならぶブランコの右側に向かい、スクールバックを、すぐそばにある青い棒にかける。風で、あたしの二つ結びがゆれ、スカートのすそがはためいた、その瞬間だった。

「……おやっと! 本日のゲストさんがようやく登場した模様! こんにちは! 神様の下っ端! 凪に闇と書いて“ナヤミ”と申すんですこと!」

 小学校低学年くらいの、青い髪に青い眼鏡の女の子が、左のブランコに座っていた。不思議な日本語で喋る、その女の子は、さっきまでは絶対に居なかったはず。まさかとは思うが、風が吹いたから現れたの……かもしれない。
「え……? 神様の下っ端って……?」
「むぅ、信じてありません模様です! ですが、本当ですこと! 風ともに……去ることはありませんが、登場したのです! さーて! 中点ラジヲ開始十秒前!」
 あたしは、ファンタジーが小さい頃から大好きなので、こういうことには小さい頃から憧れていた。なので、この女の子の言うことを信じようと思う。そうじゃない、という根拠も何もなかったから。
「ちゅうてんらじお?」
「後でまとめて説明するので、お待ちを! さーん、にーい、いーち!」
 思わず目を見張った。いーち、と女の子……ナヤミちゃんが言った途端に、ナヤミちゃんの頭にヘッドフォン付きマイクが現れ、あたしの手にもマイクが握ってあった。ナヤミちゃんは、青い眼鏡を、左手の人差し指で上げて、ニコッと笑い、言った。
「凪闇のオナヤミラジヲ、中点ラジオ! 本日も健やかに開始! たった一人のリスナー様に向けて、本日のゲスト様と、お喋りしてゆくのですこと!」
 マイクは全くもって響かず、正直意味がない。これはもしかして、まま事遊び?もしくは、今この瞬間、あたしは、夢を見ているのかもしれない。
「毎日初めて聴かれるリスナー様の為に、本日も説明! 私くし凪闇が、毎日交代交代する、ゲストさまのお悩みを、解決するということです! ゲストさん、たった一人のリスナー様、そして、その一直線上に関わる凪闇が、中心地点でラジヲを行うの、で中点ラジヲと呼ばれるのです! 説明完了! では、本日のゲスト様の自己紹介ですこと!」
「え? 自己紹介……?」
「ご存知ありませんこと? 名前、お悩みをおっしゃるのです! 所謂、自己状態紹介です!」
「ああ、そっかそっか。ええと、道野真宵、親友と喧嘩しちゃいまいした……」
 あたしは、小さい子を可愛がるかのように、ナヤミちゃんに接する。ナヤミちゃんの外見は、緑のスカートにシャツ、そしてネクタイといった服で、お洒落な外国人の子供のよう。だけど、口調は、どう考えてもそこらの子供じゃない。宇宙から来た、妖精と言われたらそんな感じだと思う。
「ほっほー! マヨイ殿ですか! いい名前ですこと!」
「そうかな? あんまり好きな名前じゃないけどねー……」
「凪闇は好きですよ! マヨイ殿の名前、感動です!」
「いやいや……。でも、ありがとね」
「いえいえ! さて、親友様と喧嘩ですかあ……! ブロークンハートですねぇ!」
「うん、何か怒り方が、いつもとは違うから、もう仲直りできないかもって思って……」
「ふむ、マヨイ殿は怒らせる行為をしてしまった、と」
 左手でブランコを握っていたから、鉄の匂いが凄くする。右手のマイクを口元に近づけ、「多分」と答えた。
「多分、と申しますと……。おそらく、怒らせてしまった原因が、不明なのですね! マヨイ殿の中では」
「うん、一応心当たりはあって、謝ったんだけどね? そうじゃないって言われちゃった」
「……一秒ほどお待ちを! 神様ぱわーで、ナヤミは神様の力を借りるのです!」
 相変わらず可笑しい日本語をいって、両手を空に向かって挙げる。一秒なんてあるようでないようなものなのに。一瞬にして両手を元に戻して、ナヤミちゃんは再び喋りだす。
「はいッ! 凪闇には原因把握です! よーし! マヨイ殿にしっつもんタイム!」
「それは、新コーナー?」
「大抵やりますよう? さてまあ、マヨイ殿には、ご両親はいらっしゃるですこと?」
「うん、お父さんとお母さん、どっちもいるよ」
「そうですかー! 本人様に聴くのはあれで御座いますこと、ご両親に反抗したことはありますよね?」
「うん、もう最近は仲いいけど……。子供じゃないんだから子供扱いしないでって、怒ったなぁ」
「はい! マヨイ殿、自分で回答にたどり着きましたこと! それです!」
 ナヤミちゃんは、親指を差し出しウィンクをする。どういうことなのかが、正直まだ分からない。あたしは首をかしげたけど、すぐに分かった。
「……ナヤミちゃん、あたし、分かったかもしれない」
「そうですか! それは宜しいこと! では、今回はこれにて終了です! と、その前にインフォアメーション! 先ほどからお化けの森に隠れている月山藍さん、只今からゲスト殿が向かいます! しばしお待ちを!」
「え」
「というわけで! さ、マヨイ殿。今から向かうのです!」
 そういって、ナヤミちゃんは立ち上がって、あたしの手を引っ張る。右手に握ってあるマイクを落としそうになったとたん、消えた。ナヤミちゃんはその場であたしの背中を押し、自分はまだ此処に残るらしい。
 あたしはお化けの森へ向かって、全力で走る。かくれんぼに使うだけあって、何処に藍が居るのかが分からない。しばらくキョロキョロしていたら、しゃがみ込んでいる藍を見つけた。
「……藍、見っけ」
「……なんで分かっちゃうかなぁ」
「あたしだもん……。ねえ藍、あたし、藍に嫌なこと言っちゃった。あたしは無神経で、何も分かってない奴で。藍も、一人の女の子だもんね。嫌だよね。藍なら何でもできる。藍とあたしは違う。藍に悩み事なんてない、なんて言われたくないよね」
「……そうだよ。私が、何でも出来る訳無いじゃん。私は、そうやって真宵に期待ばっかされて。ねぇ、私は真宵の親友じゃないの? 親友ってのは、何でも打ち明けられるんだよね? プレッシャーばっかじゃ、私は潰れちゃうよ」
 藍は、途中から涙声になっていた。あたしは、藍に重い思いを乗っけていて、藍にプレッシャーだけをかけていたんだと感じた。胸が苦しくなる。どれだけ藍に謝ったって、多分あたしのかけていたプレッシャーには届かないと思った。
「……ごめん。謝っても多分、意味無いんだよね。でも、あたしはこれからもずっと藍を親友だと思ってるから、だから、もう一回やり直させてください」
 あたしは藍をまっすぐ見つめた。藍は、無言でうなずいて、あたしに抱きついた。あたしは、いつもとは立場が逆で、少し笑えた。

「そういえば……、あのラジオって、聞こえたの?」
「うん。他のラジオ聴いてたら、急にあのラジオになったの。だから、急いでこの公園に来たんだ」
「……へぇ、面白いなぁ」
 どれほど時間がたったのかは分からないけど、もう空には月が出ていた。今日は満月で、小さい星が少し出ていた。きらきら、輝いている。あたしの心も、きらきらと、小さいものが大きく光っている。
 スクールバックを取りに戻ったら、ナヤミちゃんは、居なくなっていた。ただ、地面に文字が彫ってある。月に照らされてそれは、くっきりと読めた。

今度は神様としてお会いしてやりますこと!アデュー☆

ナヤミちゃんの声も、一緒に聞こえた気がした。

無花果
2011年06月24日(金) 18時32分38秒 公開
■この作品の著作権は無花果さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
お久しぶりです、と言っても覚えてくださっている方がいるかどうかはふめいですが…。

逃げるのはやめて、攻めていこうってことで、投稿させていただきます。怖いけど。
ナヤミちゃんが家に欲しい今日この頃。

この作品の感想をお寄せください。
No.6  無花果  評価:--点  ■2011-07-01 20:13  ID:qDaj5EVH48E
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こんにちは、無花果っていいます。
初めに断っておきますが、あたしはこういった感想や感想の返信を書くのが物凄く苦手です。つたなくなってしまいますが、許してください。

羽田さん>
こんにちは、初めまして。無花果っていう中三です。
リアルな感じ、というか本当にリアルなので、中学生あるあるみたいなのを書き綴っていった感じです。
暴力は駄目ですよ!!w 痛いのは……いやです、殴る方も殴られる方も痛いし。
まよいちゃんのように、冷静に判断できるようになりたいのですが、
中々人間そんな上手くいかないものですね、私はいつも揚げ足を取ってしまいます。

不思議な磁力、まさにそんな感じだと自分でも思います。そういった感じを伝えたかったので、伝わったのかな? 良かったです。 それと、アドバイス有難う御座います。

こちらこそ、拙いものを読んでいただき、本当に有難う御座います。
ぐちゃぐちゃな感想で御免なさい。

No.5  羽田  評価:30点  ■2011-06-30 21:00  ID:hsqdNI4ToQo
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初めまして。羽田と申します。
拝読させていただきました。

少女らしいかわいい作品ですね。雰囲気がこの年頃のリアルな感じを醸し出していて、とても良かったと思います。
言葉がひとつひとつ柔らかく、人間の感情をパステルタッチで描き出している雰囲気が魅力的でした。勉強になります。
喧嘩をするとすぐ直接的な暴力に出る私には新鮮な喧嘩の仕方です。参考になりましたw
ちゃんと自分を分析して、自分から謝りに行こうとする姿勢がとても偉いです。

作品全体としては、日常から非日常にぐいぐいひっぱって、ぽーん、と元の世界に戻される、不思議な磁力のはたらいたものだと感じました。
だからこそ、もうちょっとだけボリュームがあったほうが良かったかなあと思います。
でもそれだとせっかくのセンスが潰れてしまうのかなあ。

まとまらない感想でごめんなさい。
可愛らしい作品で、面白かったです。
無花果様は中学三年生ということですので、いろいろと迷う時期かと思います。
ですがどうか自分の軸を見失うことなく、がんばってください。
素敵な作品ありがとうございました。
No.4  無花果  評価:--点  ■2011-06-26 12:52  ID:qDaj5EVH48E
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こんにちは、無花果っていいます。
初めに断っておきますが、あたしはこういった感想や感想の返信を書くのが物凄く苦手です。つたなくなってしまいますが、許してください。

春矢トタンさん>
初めまして、無花果って言う中学校3年生です。
素敵だなんて、有難う御座います。不覚にも喜んでしまいました。

ええと、真宵ちゃんと藍ちゃんは中学生です。中学2年生。おそらく一番色々抱えてる時期なんじゃないかなー、とか思って書きました。
あたしはローファーじゃないし、そもそも部活動があるので昇降口から直接出ることは無いのですが…、遡りますが小学生のときは、ホントそうでした。
気がついたらずっと喋ってるんですよね、時間も忘れて。それが日常でした。

ナヤミちゃんは、結構自分の中でも気に入っているので、可愛いって思っていただけてよかったです。

そう…、そこは迷ったんですよね。
ナヤミちゃんの、消え方。風とともに消えるってのも考えたのですが、ナヤミちゃん本人が
「むぅ、信じてありません模様です! ですが、本当ですこと! 風ともに……去ることはありませんが、登場したのです! さーて! 中点ラジヲ開始十秒前!」
とか言ってるんですよね。だからまぁ、どうやって消えたのかは誰にも分からない、と言うことでお願いします。

ぐっちゃぐちゃになってしまいましたが、お読みいただき有難う御座いました。
No.3  無花果  評価:--点  ■2011-06-26 12:41  ID:qDaj5EVH48E
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こんにちは、無花果っていいます。
初めに断っておきますが、あたしはこういった感想や感想の返信を書くのが物凄く苦手です。つたなくなってしまいますが、許してください。

Physさん>お読みいただき有難う御座います。
ええと、あたしも喧嘩苦手です。すぐに相手を泣かします。
藍ちゃんは、真宵ちゃんに感情を込めずに言ったと思うので、多分真宵ちゃんはそれに焦りを感じたんじゃあ無いでしょうか。……本当、あんなに素直に御免なさいが言えるって、どんな神経してるんだろう。うらやましいです。

それと、やっぱりクドいですね。アドバイス有難う御座います。

タイトルのきっかけになったのは、数学です。
あたしは数学の授業が物凄く嫌いで、中点距離とか、意味が分からなくて。
結果、「何か小説のタイトルにしちゃえば、数学楽しくなるんじゃねっ!?」
とか思って、こうなりました。ホント単純です。

本当よく分からない返信となってしまいましたが、お読みいただき有難う御座いました。
No.2  春矢トタン  評価:30点  ■2011-06-25 20:46  ID:GxO7TtKC8gY
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こんにちは、はじめまして。
拝読しました。
素敵なお話を読ませていただきました。

>仕方なく一人で校舎へ行き、黒いローファーを履いて、校門を出る。今日は一人だったから、いつもの倍速で校門を出た。二人のときは、いつもローファーを履くだけで3分はかかるのに。

ここ好きです。
中学生(だと思って読んでたんですが)の性質とか、日常ってまさにこうだよなあ、って思えて。

ナヤミちゃんのビジュアルも、とても可愛いです。
グリーンのスカートにシャツ、それに青い眼鏡。
こういう色遣いって、センスがないとできないと思います。
鮮やかにナヤミちゃんのイメージが浮かんできました。

以下自信ないこと言うので適当に聞き流してください。
風と一緒にナヤミちゃんが出てきたなら、消えるときも風と一緒にしたほうが、もっと綺麗に物語がまとまるのかなあ、と思いました。
>風が吹いて、飛んできた枯葉に思わず目を瞑ってしまう。目を開けたとき、ナヤミちゃんはどこにもいなかった。とか。
でもこれだとファンタジー色が濃くなるから、現代小説として読むならこのままでもいいのかなあとか考えてみたり考えなかったり。
ナヤミちゃんがファンタジーの世界と現実の世界の間にいることがキーなんだろうなあとも思いますし。

取り留めなく感想を書いてしまいました。特に最後の方はなんか知らない人がぼやいてるなあって思っておいてください。
ではでは。
No.1  Phys  評価:30点  ■2011-06-24 22:00  ID:mbTayn0ObFo
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拝読しました。

心がほっこりする、素敵なお話でした。物語に動き出す動機と着陸する地点が
きちんと定められていて、無花果さんの書きたいもの、伝えたいメッセージが
感じられました。

>これはまずい。いつもの喧嘩じゃない。謝らなきゃ! と、急いでスクールバックを背負って、藍を追いかける

自分が中学生の頃、ひどい言葉を友達に言ってしまったとき、目頭に涙をため
込んで私を見ていた友達の顔を思い出しました。つまらない意地なんて張らな
ければ、自分も相手も傷つくことなんてないのに、どうして喧嘩をするときは
素直になれないんでしょうね。

でも、真宵さんはすぐ藍さんを追いかけました。最後には素直に謝りました。
偉いです。私とは天と地ほどの差です。フォアグラと5割引の鳥もも肉くらい
の違いです。

>あたしは、ファンタジーが小さい頃から大好きなので、こういうことには小さい頃から憧れていた。なので、この女の子の言うことを信じようと思う。そうじゃない、という根拠も何もなかったから。
ここはちょっとだけくどいかもしれない、と思いました。信じるか信じないか
はっきりと言わなくても、会話のリズムに呑み込まれていくように書けば納得
できると思います。

それにしても、「チュウテンラジヲ」って素晴らしいタイトルですね。なんだか、
道端で口ずさみたくなるような、印象的なフレーズだと思います。文章中でも
言葉の一つ一つに柔らかさがありました。

ちなみに、「小さい頃に藍とよく行った、にこにこ広場」も気に入りました。
にこにこ広場。もう聞くだけで笑顔になれそうです。アスレチックかブランコ
があればなおよしです。かくれんぼしたいです。

なんか、とりとめのない感想になってしまいましたが、楽しくて元気を貰える
お話をありがとうございます。

また、読ませて下さい。
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