生と死〜双子王女の物語〜 |
もしも、双子でいることが罪なのだとしたら一人は生きて一人は死ぬ。 それが一番正しい方法なのかもしれない。 「お姉様」 そんな想いにふけっているとミーナは妹レーナに声をかけられた。共に歳は十六歳。二人とも長い亜麻色の髪だ。瞳の色も同じオレンジリキューブの様に輝かしい色だった。まるで太陽のように。 双子はこの国セレス国の王女。鉄鋼の輸出を主におこなっているとある小さな国だ。 後継ぎはこの双子の王女のみ。しかし、ミーナは王座に興味はなく、毎日剣の腕を磨いていた。 対するレーナは王妃として相応しい作法を学びながら毎日を過ごしている。 国民もどちらの王女を王妃に押すかは分かりきっていることだ。 「レーナ。強い王妃になってね……」 そして自分は二度と覚めない眠りにつく。その方がいいに決まっている。 「お姉様は、王妃にはならないおつもりですか?」 「うん、絶対にね」 その言葉を聞いたレーナは涙をこらえて走り去っていった。 翌日ミーナは自室で自らの身体を持ち前の剣で貫いた。 望みを妹に託してこの世を去ったのだ。 一人は生きたが一人は死んだ。これが表と裏にある当然の出来事だったのかもしれない。 |
鞘風怜
2015年06月29日(月) 23時04分49秒 公開 ■この作品の著作権は鞘風怜さんにあります。無断転載は禁止です。 |
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No.4 しょぼ 評価:0点 ■2015-08-04 00:46 ID:02vdbEm/EVA | |||||
ぜんぜんわかりませんでした。 もう止めたほうがいいとおもいます |
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No.3 お 評価:20点 ■2015-07-04 23:43 ID:T2P12kB.Ed6 | |||||
すみません。 双子が罪である理由が分かりません。 双子が罪であるならばここまで双子として育てられた理由が分かりません。 |
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No.2 いかすみ 評価:30点 ■2015-07-02 23:45 ID:9sky6gXDk/M | |||||
読ませていただきました。 なんか、「え、もうおわっちゃうの?」っていう印象をうけました。 例えば、姉妹の仲について、もう少しかたってみるとか、僕の前の人が言っている、「持ち前の剣」のところ、その前に「自らの身体」ってかいてあるので、「自らで固定すれば、いいと思う。 何か、そうすればもっと良くなると思ぃます。 僭越ながら意見させていただきました。 |
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No.1 ゆうすけ 評価:20点 ■2015-06-30 18:31 ID:oTFI4ZinOLw | |||||
拝読させていただきました。 姉妹の悲劇なのですが、いかんせん短すぎてあらすじのような印象です。主人公に感情移入できるように、感情描写を描いた方がいいと思いますよ。生きるべきか死ぬべきか? そしてつかの間の幸せな時間を描いた上での自害の方がより悲しみが際立つと思います。まあ、私もせっかちなので、細かい描写を端折ってサクサク進めるのが好きなんですけどね。 「持ち前の剣で貫いた」?ちょっとよく分からない表現ですね。「持ち前の剣の腕で貫いた」にしてもおかしいかな「自慢の剣で剣で自ら刺し貫いた」がいいかな。 妹が殺されると知った姉が、身代わりになって先に自害するって流れもありかな。 |
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総レス数 4 合計 70点 |
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