魔女学校の子供達


* *
キーンコーンカーンコーン…
始業を知らせるチャイムが鳴った。
私達はいつものように席について先生がくるのを待つ。

フワッ…


何か、いつもと違う気がする。
なんだか、“違う”匂いが…

ガラガラッ!

先生が入ってきた。
ナナ・ラ・アイル先生、通称ナナル先生。
今日も半袖Tシャツにミニスカート。
魔法で若く見せてるけど、ホントは135歳。
私達より85歳も年上なのに…
「ええーっと、じゃあ出席取りまーす」

ツヒシ、ヨキハ、ママク…と次々名前が呼ばれる。
「カナヤ!」
「はいっ!」
私は飛び上がった。
今日はなんかぼーっとしてない?
やっぱり、あの“匂い”のせいかな…?
先生はみんなをひととおり見てからまた口を開いた。
「実は、あなた達に紹介したい人がいます。」
「誰?一体…」
「やだ…転校生?」
みんながひそひそしゃべる中、先生は口をきゅっと結んで黙っていた。

…そして小さく深呼吸をしてドアを開けた。
「ハルカさん、入りなさい。」

コツッ…

綺麗にヒールのかかとを床にぶつけながら入ってきたのは…


紛れもなく、人間だった。
彩音
2010年12月20日(月) 17時06分13秒 公開
■この作品の著作権は彩音さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
子供向けの学園ものです。
どうぞ最後までお読み下さい。私も頑張りますので。

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No.1  いるまがわ  評価:0点  ■2010-12-20 22:04  ID:.ZAC8AFY9y.
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面白そうだと思って読み始めたのですが……。
ここは連載禁止なのでは?
総レス数 1  合計 0点

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